deux et deux
ジェラール・フィリップ関連の話題や ミニシアター系作品、その他の趣味、日々の雑感、などなど書き連ねてます。(コメントは管理人の承認後に掲載されますので、ご了承下さい。)
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ご挨拶
2009年11月20日を持ちまして、このブログは終了致しました。
長い間、仲良くして頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
言葉には尽くせないほど、心から感謝しています。
また、どこかでお目に掛かれる日を楽しみにしています。
追伸
Filippaさん、もしご覧になっていたら 非公開コメントで 差し支えなければメルアドを教えて下さいませんか?
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2009年 11月の BBS
幽霊と未亡人

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
原作:R・A・ディック
脚本:ィリップ・ダン
撮影:チャールズ・ラング・Jr
音楽:バーナード・ハーマン
出演:ジーン・ティアニー
レックス・ハリソン
ジョージ・サンダース
ナタリー・ウッド
エドナ・ベスト
ヴァネッサ・ブラウン
アンナ・リー
20世紀はじめのイギリス、若くして夫を失った美しい未亡人ルーシーは 口煩い姑や小姑たちにキッパリと別れを告げ、小さな娘と長年の家政婦と愛犬のランミーと共にロンドンを去り、海辺の町ホワイトクリフへと旅立った。
町の不動産屋が躊躇う海岸沿いの邸は 前の持ち主であったグレッグ船長の幽霊が出るという物件だったが 気丈なルーシーは早速移り住む事に・・。
そして不動産屋の言うとおり現れたグレッグ船長の幽霊は 何人にもこの邸を譲るつもりは無いとルーシーを脅すが 私もここを愛していると一歩も引かないルーシー。
そんな彼女の熱意にグレッグ船長はしばらく様子をみることにする。
するとしばらくして姑たちが邸を訪れ、ルーシーの夫が残した資産の株取引に失敗したので仕送りが出来ないと言う。
困り果てたルーシーにグレッグ船長は一計を案じ、自分の伝記をルーシーの執筆で出版させることにした。
その波乱に満ちた冒険譚はたちまち話題になり 一躍有名女性作家として成功したルーシーは 作家フェイヤリーと恋に落ちた。
しかしグレッグ船長は妻子持ちのフェイヤリーの魂胆を見抜き、ルーシーに諫言するも その後二度とルーシーの前に姿を現すことは無かった。
そして年月が過ぎ、ルーシーにもこの世との別れの時がやってきた・・。
ラストシーンの詩的で優雅な美しさ・・、大好きなジャン・コクトーの「オルフェ」のワンシーンを思い浮かべてしまいます。
特に最後のステージに入る終盤からの趣きは まさに人生の最期向う人の在り方そのもの。
そして、尊い一つの人生の終わりに「永遠」を観るよう感慨があって 静かな中に満ち足りた感動が込み上げてくるようなラストシーンでした。
2009年 9月&10月に 観た映画






≪ 鑑賞作品 ≫
BOY A (感想UP)
譜めくりの女 (感想UP)
ある公爵夫人の生涯 (感想UP)
DISCO (本文中に感想UP)
いとしい人 (本文中に感想UP)
女と女と女たち (本文中に感想UP)
9月10月と忙しかったせいもあって、鑑賞は6本のみでした。
と、言いつつ、ところどころで≪24/シーズン7≫の新作が出るたびに、即効で借りて観ていましたが・・^^;
こちらは、シーズンが総て完了する12月に、感想を書こうと思います。
我が家の場合、主人、長男、私が≪24マニア≫なので、3人が同時期に観ないとネタバレに関しての話が、家庭内で出来ない不文律があります。
もぉぉ、ネタバレ出来ないって本当に苦しいです、口がムズムズして、頭を掻きむしりたくなってしまいます(笑)
映画鑑賞作品ですが・・
少ない鑑賞の中でも、まずはとても興味があって観たかった作品を観られたという、まさに私にとっては少数精鋭のラインナップでした。
≪BOY A≫ 舞台はイギリス。元犯罪者の社会復帰の難しさを痛感する作品でした。
≪譜めくりの女≫ こちらはフランス映画。カトリーヌ・フロが主演の映画かと思えば、彼女に復讐を誓った少女が主演かと思うほど存在感のある怖〜い復讐の物語でした。
≪ある公爵夫人の生涯≫ 故ダイアナ妃の祖先に、彼女と同じような運命を生きた公爵夫人が居たとは・・。なんとも因縁めいた話ですが、実話だとか。夫人や、公爵、その愛人など、登場人物たちも ダイアナ妃の周辺の人物と重なって興味深い作品でした。
≪DISCO≫ サミュエル・ルビアンが主演ではないけれど、久々に彼のコメディが観られて嬉しい! まさにフランス版「フル・モンティ」、楽しくて面白くてライトなコメディです。
≪いとしい人≫ ヘレン・ハント初監督作品です。 もちろん、コリン・ファース目当て^^;
≪女と女と女たち≫ 6本の中で、唯一のクラシック作品です。 キュートな美女シャーリー・マクレーンが7人の女性を演じ分けるオムニバス映画。 今思い返せば、共演男優陣は凄い方々ばかりでした。
ある公爵夫人の生涯

監督:ソウル・ディブ
原作:アマンダ・フォアマン
脚本:ソウル・ディブ
ジェフリー・ハッチャー
アナス・トーマス・イェンセン
撮影:ギュラ・パドス
音楽:レイチェル・ポートマン
出演:
キーラ・ナイトレイ / デヴォンジャー公爵夫人(ジョージアナ)
レイフ・ファインズ / デヴォンジャー公爵
シャーロット・ランプリング / レディ・スペンサー
ドミニク・クーパー / チャールズ・グレイ
ヘイリー・アトウェル / レディ・エリザベス・フォスター
サイモン・マクバーニー / チャールズ・ジェームズ・フォックス
エイダン・マクアードル / リチャード・シェリダン
18世紀後半のイギリス。
スペンサー家の令嬢ジョージアナは、名門貴族デヴォンジャー公爵と結婚したが、公爵が彼女に求めたのは、後継者となる男子を生んでくれることだけだった。
公爵との幸せな結婚生活を夢見ていたジョージアナは、夫の裏切りを目の当たりにし、深く傷つくが、その後も社交界の注目を集める存在として君臨し、やがて政治にも興味を示す。
そんな中で出逢った政治家を志す青年チャールズと激しい恋に落ちるのだった・・。
公開前から話題だった、「故ダイアナ妃の祖先デヴォンシャー公爵夫人のスキャンダラスな実話を映画化」というコピーを読んでいたので、ジョージアナその人にダイアナ妃を重ね合わせて観てしまう作品でした。
世継ぎを生むためだけに、妻として望まれたジョージアナ。
彼女の尊厳はどこに・・、そう思いつつも、気が付けば、女として、また母として、そして最後にひとりの人間として、彼女は強く逞しく成長していく・・。
いつしか、そんな彼女の姿に感動していました。
譜めくりの女

監督:ドゥニ・デルクール
脚本:ドゥニ・デルクール
ジャック・ソティ
撮影:ジェローム・ペルブラン
音楽:ジェローム・ルモニエ
出演:
カトリーヌ・フロ / アリアーヌ・フシェクール
デボラ・フランソワ / メラニー・プルヴォスト
パスカル・グレゴリー / ジャン・フシェクール
グザヴィエ・ドゥ・ギュボン / ローラン
クロティルド・モレ / ヴィルジニー
クリスティーヌ・シティ / プルヴォスト夫人
ジャック・ボナフェ プル / ヴォスト氏
少女時代、ピアニストになることを夢見て練習に励んでいたメラニーだったが、その夢はある事で潰えてしまった。
十数年後、美しく成長した彼女はその夢を無残にも打ち砕いた張本人である人気女性ピアニストのアリアーヌのもとで彼女の信頼を勝ち得、演奏会成功の重要なカギを握る譜めくり役を任されるが・・。
どこまでもクールで非情なヒロインの静かな復讐劇。
まだ、どこかあどけなさが残る表情の中に、時折みせる狂気を湛えた鋭い目が、とても怖かったのです〜。
あの時の少女は、それからの十数年もの月日を、復讐のために捧げて来たのでしょうか。
なんだか凄くネガティブな執念・・と言ってしまっては元も子もないけど、その怒りや憎しみに向けたパワーを、もっと別のものに向けていたら・・、とつい母心で思ってしまうのです・・^^;
BOY A

監督: ジョン・クローリー
原作: ジョナサン・トリゲル
脚本: マーク・オロウ
撮影: ロブ・ハーディ
音楽: パディ・カニーン
出演:
アンドリュー・ガーフィールド / ジャック
ピーター・ミュラン / テリー
ケイティ・ライオンズ / ミシェル
ショーン・エヴァンス / クリス
イギリス、マンチェスター。
少年時代に凶悪な犯罪を起こした青年が、24歳の今、ソーシャルワーカーのテリーから「ジャック」という新しい名前を与えられ、大人として、新しい社会に一歩を踏み出そうとしていた。
戸惑いの中、テリーに見守られながら、仕事に就き、友人や恋人と巡り合うことも出来、ジャックは徐々に社会に溶け込もうとしていた・・。
「贖罪」というテーマが関わっている作品に出会うと、いつも頭が混乱します。
今までも、そういう作品には多々出会ってきたけれど、その度に、自分のスタンスをどこに置いて考えればよいのか、本当に悩みます。
そして、結局考えに考えて、様々な思いの中に埋没し、感想が書けない・・というパターンに陥る。^^;
そんな中、この作品は、ジャックという存在が、今の社会の中で、とても身近に感じられたことと、ピーター・ミュラン演じるテリーの包容力に自分の気持ちを委ねるような思いで観続けたことで、少し道筋が見えたような気がしたのです。
2009年 10月の BBS

ジェラール・フィリップの没後50周年の映画祭(東京)まで、まだ1カ月以上あります。
その後、12月に大阪、来春には名古屋と、順次映画祭が開催されるようです。
これを機に、私も年内は、彼の作品にもう一度二度三度と触れ、そして酔いしれたいと思います・・。
ハンドメイドに専念します・・^^;

11月3日のバザーまで、1か月を切ってしまいましたが、実は・・、まだ1個しか作品が出来ていません。^^;
今日、バザー仲間から「進んでる〜?」と電話があり、正直に話すと叱られてしまいました。(苦笑)
というわけで、ノルマも課されたので、しばらくの間はハンドメイドに専念します。
最近観た映画の感想も溜まっているのですが、それらもバザーが終わったら、まとめてアップしようと思います。
しばし、ブログも更新出来ず、皆さんのところに遊びに行くことも出来ませんが、バザーが終わったら、また遊んで下さ〜い

(息抜きに、旧作の感想をアップするかもしれませんが、また怒られるかな・笑)
ではでは、しばしの間、失礼致します〜 (^_-)-☆
第三の嘘 / アゴタ・クリストフ

アゴタ・クリストフの長編デビュー3部作『悪童日記』『ふたりの証拠』に続く3作目、そして最終巻。
『悪童日記』のラストの衝撃。
その後の二人を綴るのかと思われた『ふたりの証拠』での意外な展開と、またまた驚愕のラスト。
そして、今作はそれらの謎をスッキリと解明してくれるのかと思いきや!?
今、頭が混乱しています・・、そして思いっきりドンヨリしています・・。
とは言うものの、この3部作は、私にとっては最高のサスペンスでした。
3部作ごとに文体が異なったり、独自の世界観があったり、シリーズなのに、そこには統一性を感じることはありませんでした。
それは不満ではなく、謎を深める・・というテクニックなのかもと興味を抱かせてくれたし、そこを悩み楽しみながら読み進むうちに、確実に事の核心に迫っていくドキドキ感がありました。
ただ、実際に著者が思い描く真実の在り場所が、どの作品でも浮遊感の中、それを掴めないもどかしさのようなものがあります。
きっと、そこがこの3部作の凄いところかもしれない・・、深いわ・・、漠然とですが、そんな気がしています。





