キンキーブーツ キンキーブーツ
ジョエル・エドガートン (2007/02/23)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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監督:ジュリアン・ジャロルド

出演:ジョエル・エドガートン
  キウェテル・イジョフォ
  サラ=ジェーン・ポッツ
  ジェミマ・ルーパー

イギリスの田舎町ノーサンプトン。
急死した父親の跡を継いで倒産寸前の靴工場の社長になったチャーリー。
泣く泣く家族同然の従業員を解雇しようとした矢先、ひょんな事から知り合ったドラッグクィーンのローラと共に 伝統的な紳士靴からドラッグクィーンご用達のキンキーブーツに生産を乗り換えることで工場の再起を目指すことに・・。

「フルモンティ」や「リトルダンサー」などなど 逆境の中で苦闘する庶民の生活を 悲喜こもごもハートフルに描くイギリス映画の小作品にハズレなし?!ですね。

堕天使のパスポート」で素敵なドクターを、「ラブ・アクチュアリー」でキーラの素敵なハズを演じていたキウェテル・イジョフォーの超ど迫力ドラッグ・クィーン姿に圧倒されましたわ〜!
衝撃度としては 愛すべきジェイソン・アイザックスが「スウィート・ノヴェンバー」で演じたドラッグ・クィーン以来のものでした・・(^^;)

ローラが優柔不断なチャーリーや保守的な従業員たちに与えたヒントはキンキーブーツの生産のアイデアだけでなく、人生いろいろあるけれど どんな時も自分らしく胸を張ろう・・、勇気を持って一歩を踏み出そう・・、というところも 様々な人間模様の中で興味深く描かれています。

ラストのミラノでのショーはドタバタテイストで楽しい楽しい♪
出てくる靴も素敵なものばかり!
温かくて楽しくて可笑しくて そして最後にポジティブになれる作品でした。


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真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション 真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション
ロマン・デュリス (2006/05/26)
ハピネット・ピクチャーズ
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監督:ジャック・オーディアール

出演:ロマン・デュリス
      ニールス・アルストラップ
      オーレ・アッティカ
      エマニュエル・ドゥヴォス

トムは父親の仕事の影響で、時としてあくどい事も強行する裏社会の不動産ブローカーの世界に生きている。
ある日、昔の恩師に偶然出会い、母のようなピアニストになりたいという夢が蘇ってきた。
その日から 裏社会の中で生きている自分を払拭するかのように夢中で鍵盤に向うトム。
オーディションに向け、言葉の通じない中国人女性の手助けを受けながら練習に励むが、ある日、父親の身に事件が起きる・・。

セドリック・クラピシュ作品では観たことの無いようなロマン・デュリスのスタイリッシュで渋く、またスピード感に溢れたカッコイイ演技に惹き込まれることしばしです。

父親も歳をとり いよいよトムが跡を継ぐ時が近付いた時、気付けば裏切りと殺伐とした人間関係の裏社会で息が詰まりそうだった自分に気が付くトム。
そんな時に そこから自分を救い出してくれるかもしれないピアノとの再会。
何もかも忘れ、ピアノに向うトムの姿には いつまでも夢を忘れず追い続ける男のロマンが感じられて 自分の過去に思いを馳せては また感慨深いものもあります。

この監督、「リード・マイ・リップス」の監督さんなんですね。
どうりでフィルム・ノワールの匂いがプンプンすると思いました。
ハーヴェイ・カイテル主演の「マッド・フィンガーズ」を現代のパリに舞台を移しリメイクした作品だそうです。

父と息子の愛憎劇に胸打たれ、またトムの苦悩に胸が痛む・・。
最後の最後まで 果たしてトムは過去を捨て夢に辿り着けたのか、ロマン・デュリスの表情の中に男の哀愁を感じるエンディングにグっと来ちゃいましたね〜〜。
ルパン」より よっぽどいいよ! ロマン・デュリス!!


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サマーストーリー サマーストーリー
ジョルジュ・ドルリュー、イモジェン・スタッブス 他 (2006/01/27)
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監督:ピアーズ・ハガード

出演:ジェームズ・ウィルビー
イモジェン・スタッブス
スザンナ・ヨーク

1902年、イギリス、ダートムア地方を旅した若い弁護士フランク・アシュトンは、その地で美しい娘ミーガンと出会い恋に落ちた。
周囲の反対を余所に二人の心は激しく燃え上がり やがて結ばれた。
ついに駆け落ちの約束をし 先に旅立ったアシュトンだったが 身分違いの恋は数奇な運命の悪戯の中で二人を翻弄する・・。

この作品の中の素朴なイギリスの田園風景にまず心惹かれます。
原作があるそうですが さらに文学の香りも漂う演出にも惹かれます。

かつて自分が旅し、そこで過ごしたミーガンとの短い愛の日々を想うアシュトンの回想の形で始まるストーリー。
若い二人の恋は短い時間に激しく燃え上がったけれど アシュトンが心の中で僅かに感じた迷いと アシュトンも気付けなかったミーガンの一途で純粋な真情との温度差が 後々のアシュトンの衝撃となる悔恨の原点であり、この物語の哀しさ美しさかもしれません。

身分違いの恋と言うけれど 恋をした時点で二人は同じポジションです。
駆け落ちして待ち合わせたのに いざミーガンがやって来ると ふっとその決意に揺らぎを感じるアシュトン。
そこで初めて自分の人生の決断の時を知り躊躇した訳で、これでアシュトンは逃げたのね、そして恋は終わったのです。

この恋が悲劇的に成就しなかったのは もとより本気度などに比するものでは無く 上流社会の中で持てるものが多かったアシュトンが見誤った二人の愛への真情をミーガンはピュアな心のままに持っていたこと。

そして二十数年ぶりにダートアムを訪ねたアシュトンの前に佇む一人の青年の穏やかな笑顔。
彼こそ、もしや、傷心のまま逝ってしまったミーガンの残してくれたわが息子では・・。
クライマックスですね、感動と同時にミーガンの心を思い、やるせなさで胸がいっぱいになるラストです。
何度観ても泣ける、、(p_q*)

レンタルでもなかなか見掛けない小作品ですが DVDリリースされたことを知り 思わず購入してしまった作品です。
今回もアシュトンに苛立ちを覚えながら(笑) ミーガンの無垢な心とその後の不幸に憐れみを禁じえず 切なさで一杯の鑑賞でした。


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ジョルジュ・バタイユ ママン ジョルジュ・バタイユ ママン
イザベル・ユペール (2007/03/02)
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maman


監督:クリストフ・オノレ

出演:イザベル・ユペール
   ルイ・ガレル

自堕落な父親が死に 崇拝する美しい母との二人きりの生活に胸震わすピエール。
しかし、美しき母はピエールの予想だにしなかった本性を見せ始め ピエールを翻弄する。
不道徳で魅惑的で残酷で暴力的なママンの愛の形とは・・。

ジョルジュ・バタイユの遺作「聖なる神」三部作の「わが母」を、イザベル・ユペールとルイ・ガレル主演で映画化した問題作だそうですが・・。

あぁ、ダメです、受け付けませんです・・(苦笑)
あの一連のカトリーヌ・ブレイヤ監督作品を観た時と同じ拒否反応が出てしまいました〜。
ママンの生き方、愛し方を理解しようにも 極普通のおばさんの私には無理です。
何度も途中放棄しようかと思いましたが 主演の二人に魅了されていたので そこは我慢に我慢を重ねて 何とか最後まで観終えましたが、ラストシーンも何?これ?で 例によって椅子から滑り落ちそうになりました。

ユペール演じるママンが夫がありながら 相当奔放な生活を送っているのはまだ理解出来ます。
しかし 自分を「美しい母」と崇拝し 恋にも似た感情で見詰める息子に対する仕打ち?としては 「まぁ、いろんな人生経験をして よく考えなさい」と言わんばかりの過激でビックリ仰天な体験を強いる彼女の気持ちが分からんっ!(笑)

ジョルジュ・バタイユという人は徹底した無神論者だったそうです。
そしてキリスト教を基礎とする「理性」と対峙する思想を持った人でもあったそうです。
このあたりを理解できれば この作品を深く読み解くことも出来るのかもしれません。
例えば 原作を読むにはとても参考になるかもしれませんが 映像から入ってしまうと 視覚の段階で拒否反応が出てしまったのでは もともこうもありません・・。
やはり、ダメです(^^;)

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他に 先日アップした「ブロンドの恋」を観ました。

以上が 3月の鑑賞作品でした。
 
居酒屋 居酒屋
マリア・シェル (2003/02/25)
アイ・ヴィー・シー
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19世紀半ば、パリの裏町に住むジェルヴェーズは夫ランチエに逃げられ その後二人の息子とともに屋根職人のクポーと再婚した。
クポーとの間に娘ナナも生まれ、長年の夢だった店を開く資金も貯まり、ささやかだが幸せの時間が流れた。
しかしその幸せも束の間、クポーが仕事中の大怪我で働けなくなり困窮し 生活のために店の資金も使い果たしてしまった。
そんな時、資金を融通してくれたのは彼女に好意を寄せる鍛冶屋のクジェだった。
せっかく開いた店も一時は順調だったが すっかり酒浸りで荒れてしまったクポーは よりによってジェルヴェーズの前夫のランチエを同居させる。
しかし、心の支えだったクジェがストライキを扇動したとして留置されてしまう・・。

フランス自然主義文学界のエミール・ゾラの小説「ルーゴン=マッカール叢書」の中から「居酒屋」を、フランスの名匠ルネ・クレマン監督が独特のリアリズムで描いた作品。

監督:ルネ・クレマン
原作:エミール・ゾラ
脚本:ジャン・オーランシュ
撮影:ロベール・ジュイヤール
音楽:ジョルジュ・オーリック
 
出演:マリア・シェル
フランソワ・ペリエ
アルマン・メストラル
ジャック・アルダン
シュジー・ドレール
ジャニー・オルト

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

 
CINEMA INDEX クラシック UP 

ホームページに載せていたクラシック映画の感想68本を ホムペの閉鎖に伴い こちらからリンクすることにしました。
かなり偏ったコレクションです。



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CINEMA INDEX <500UP>

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アッサリからコッテリまで 様々に書き連ねています


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