This Archive : 200708

はなればなれに

2007.08.30 *Thu
はなればなれに はなればなれに
アンナ・カリーナ、サミー・フレイ 他 (2001/12/22)
紀伊國屋書店
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監督:ジャン=リュック・ゴダール
原作:ドロレス・ヒッチェンズ
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ラウール・クタール 
音楽:ミシェル・ルグラン 
 
出演:アンナ・カリーナ 
   サミー・フレイ 
   クロード・ブラッスール 
   ルイーザ・コルペイン

フランツとアンチュールの悪友コンビは 英会話スクールで知り合った女の子オディールが身を寄せている叔母の家に 叔母の愛人の男が関係する裏社会に通じる金が隠されている事を知る。 
そして二人はオディールを巻き込んで そのお金を強奪する計画を実行するが・・。

1964年、ジャン=リュック・ゴダール監督の作品です。
監督本人は若気の至りと この作品を気に入っていないそうです。
正直に言って 私はゴダールは初期以外の作品は難解なものが多くて苦手です。
この作品も含めて「勝手にしやがれ」「恋人のいる時間」「気狂いピエロ」あたりまでは 本当に心が騒ぐ作品が多い。
物語自体を楽しめる作品もゴダールの魅力だと思うのですが。
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心の旅路

2007.08.29 *Wed
心の旅路 特別版 心の旅路 特別版
ロナルド・コールマン、グリア・ガーソン 他 (2006/06/02)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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監督:マーヴィン・ルロイ 
原作:ジェームズ・ヒルトン 
脚本:クローディン・ウェスト他
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ 
音楽:ハーバート・ストサート
 
出演:ロナルド・コールマン
   グリア・ガーソン
   フィリップ・ドーン
   スーザン・ピータース
   ヘンリー・トラヴァース 
   レジナルド・オーウェン

戦争で記憶を失い言葉も不自由になってしまったスミシイ(チャールズ)は 終戦を迎えた霧深い夜に収容されていた精神病院を脱走した。
途中、踊り子のポーラに助けられ やがて愛し合うようになった二人は結婚し、田舎に新居を構え、子供にも恵まれた。
そんな幸せな最中、仕事で都市に出かけたスミシイは 交通事故に合い、昔の記憶を取り戻した。
そしてポーラとの幸せな日々の記憶を失ってしまうのだった・・。

カメラは 2度に渡って記憶を失った男スミシイ(チャールズ)の姿を追い続けます。
戦争の苦悩から解放され、やっと掴んだポーラとの幸せな3年間は またしても記憶喪失という皮肉で残酷な運命をスミシイ(チャールズ)とポーラに強いるのでした。(涙)

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☆ I LOVE 鈴虫 ☆

2007.08.24 *Fri
cafe


何日かぶりの雨が運んで来てくれたのは 涼やかな風と雨上がりの土の匂い。
という訳で、今日(23日)は本当に生き返った心地でした。
また明日は真夏日とか・・、もぉ考えるのはよしましょう〜。
ダレるだけですから(^^;)

午後から雨も上がったので 庭の鉢物に水を撒いていたら どこからか聞こえてきたのが 鈴虫の声じゃありませんか!?
昨日まで あれほどうるさかった蝉の声に代わって なんとまぁ〜、可愛い泣き声なんでしょう。

猛暑の象徴のような蝉が 今年ほどうるさくて憎らしく感じたことはありません。(笑)
だから尚更 今年初の鈴虫の鳴き声の愛おしいこと・・。

秋がもうそこまで来ているサインですね。
そう思うだけで これからの残暑を乗り切れそうな気がしてきます。

熱いコーヒーが美味しい・・と思える季節、私はひたすら待っているのです
CATEGORY : 雑談
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三十九夜

2007.08.23 *Thu
三十九夜 三十九夜
ロバート・ドーナット、マデリン・キャロル 他 (1999/01/25)
アイ・ヴィ・シー
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監督:アルフレッド・ヒッチコック 
原作:ジョン・バカン
脚本:チャールズ・ベネット
   アルマ・レヴィル 
   イアン・ヘイ
撮影:バーナード・ノールズ 
音楽:ルイス・レヴィ 
 
出演:ロバート・ドーナット 
   マデリーン・キャロル 
   R・マンハイム
   ペギー・アシュクロフト 
   マイルズ・メイルソン


ある夜、主人公ハネイは劇場でショーを楽しんでいた。
ステージ上には あらゆる事柄を記憶しているいう「ミスター・メモリー」という男が登場し、観客の質問を次々と受けていた。
と、その時 数発の銃声が轟き、劇場はパニックに陥る。
ようやく劇場の外に出たハネイに一人の女性が近付き助けを求めた。
彼女を伴って自宅に戻ったが 彼女は自分は国の機密事項を他国に売ろうとしている小指の無い男を追うスパイであると名乗って 翌朝何者かに殺されてしまった。
このままでは自分が犯人だと疑われると思ったハネイは 彼女の残した地図を持ち その小指の無い男を捜す旅に出た。


ヒッチコック監督のイギリス時代のサスペンスの名作ですが スマートな展開の中にあって ユーモアやロマンスや小粋なセリフがキラキラと輝きを洟っているヒッチコックらしい作品です。。
謎が解けるラストシーンでは 思わず拍手してしました。
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嘆きのテレーズ

2007.08.22 *Wed
嘆きのテレーズ 嘆きのテレーズ
シモーヌ・シニョレ、ラフ・ヴァローネ 他 (2003/03/04)
パイオニアLDC
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監督:マルセル・カルネ 
原作:エミール・ゾラ
脚本:マルセル・カルネ 
   シャルル・スパーク
撮影:ロジェ・ユベール 
音楽:モーリス・ティリエ 

出演:シモーヌ・シニョレ 
   ラフ・ヴァローネ
   ローラン・ルザッフル 
   ジャック・デュビー
   シルヴィー

身勝手な夫と姑の元で 感情を無くしてしまったような生活を送るテレーズ。
ある日 夫が連れ来たイタリア人の男・ロランと恋に落ちる。
やがて この不倫は夫や姑の知るところとなり テレーズは夫と共にパリ行きを強いられる。
追いかけてきたロランと夫のカミーユは 汽車の中でもみ合いとなり カミーユはデッキから落ちてしまった。
後日、この件は事故という結果に落ち着いた。
が、ある日テレーズの元に 同じ汽車に乗り合わせた水兵が訪れ、事件の真相を観ていたと口止め料を要求する。
二人はお金を用意し水兵に渡すのだが その後衝撃的な事態が起きる。

巧い!!! と思わず唸ってしまうラストでした。
マルセル・カルネ監督と言えば「天井桟敷の人々」ですが 私の中ではジェラール・フィリップの「愛人ジュリエット」の監督として 強く心に残る監督です。
この「愛人ジュリエット」の哀しみに囚われた幻想の世界は 本当に素晴らしかったから・・。  
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魚が出てきた日

2007.08.22 *Wed
sakanaga-detekita-hi


監督:マイケル・カコヤニス 
脚本:マイケル・カコヤニス 
撮影:ウォルター・ラサリー 
音楽:ミキス・テオドラキス 
 
出演:トム・コートネイ 
   サム・ワナメイカー
   キャンディス・バーゲン 
   コリン・ブレイクリー 
   イアン・オギルビー

軍用機がエーゲ海に墜落した。
二人のパイロットは墜落寸前に核爆弾を海に 金属製の箱に入った放射物質を島に落下させた。
その金属製の箱を拾った羊飼いは 金目の物が入っているかもしれないと 必死で箱をこじ開けようとする。
軍関係者も秘密裏のうちに島に潜入し、爆弾と金属製の箱の捜索を開始した。
折りしも 遺跡の発掘で観光ブームの湧く島には 大勢の人々が押し寄せていた。
そして ついに金属製の箱を開けてしまった羊飼いは 中身を見て落胆し、海に投げ捨てしまった!

陽光煌く美しいエーゲ海、浜辺でゴーゴーダンス♪(懐かしい〜)を踊っている若者たち。
そのエーゲ海の波打ち際では たくさんの魚が白い腹を出し プカプカ浮かび上がっている・・・
この衝撃的なラストシーンが象徴するものこそ、この作品のテーマです。
かなりブラックな作品です。
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西部開拓史

2007.08.22 *Wed
西部開拓史 特別版 西部開拓史 特別版
ヘンリー・フォンダ、ジョン・ウェイン 他 (2005/02/25)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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製作:バーナード・スミス
監督:ヘンリー・ハサウェイ
   ジョン・フォード
   ジョージ・マーシャル
音楽:アルフレッド・ニューマン
   ケン・ダービー 
脚本:ジェームス・R・ウェッブ

出演:ヘンリー・フォンダ、
   ジョン・ウェイン、
   グレゴリー・ペック
   ジェームス・ステュワート、
   リチャード・ウィドマーク、
   ジョージ・ペパード
   カール・マルデン、
   リー・J・コッブ、
   キャロル・ベーカー
   デビー・レイノルズ

あらゆる困難や危険を乗り越えて 西部に新天地を開こうとしたプレスコット一族の 親子何代にも渡る苦闘と喜びの物語です。

作品としては 西部劇のジャンルに入るのでしょうが 必ずしもそこだけに留まる作品ではなく 壮大な西部開拓の歴史を描いた一大叙事詩と言える作品ではないでしょうか。

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商船テナシチー

2007.08.21 *Tue
商船テナシチー 商船テナシチー
アルベール・プレジャン、ユベール・プレリエ 他 (2003/01/25)
アイ・ヴィ・シー
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監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ 
原作:シャルル・ビルドラク
脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ 
   シャルル・ビルドラク
撮影:ニコラ・エイエ 
音楽:ジャン・ウィエネル 
 
出演:アルベール・プレジャン 
   ユベール・プレリエ
   マリー・グローリー 
   マディ・ベリー
   ピエール・ローレル
   ニタ・アルヴァレス
   レイモン・エイムス 

大空に抱かれ 波をかすめて 風は歌うよ
波止場で悲しむ人々を 船に乗せては行けぬ
この悲しみよ 消えていておくれ
再会のその日には・・・



パリで失業中のバスチアンとセガール。
バスチアンは 他に仕事の決まったセガールを強引に口説いて カナダの開拓移民団へ誘う。
港町ル・アーブルから出港した商船テナシチー号は 早々に故障してル・アーブルに戻る事になってしまった。
修理に2週間ほど掛かるため、二人は宿に滞在し仕事を探す。
宿の娘テレーズを密かに慕うセガールだったが 彼女はバスチアンに恋している。
いよいよ出港の日、駆け落ちしたバスチアンとテレーズの置き手紙を読み 涙ながらに一人での旅立ちを決意するセガールだった。


「商船テナシチー」は 内容も簡潔なまとめ方で、話の膨らみも小さい気がするけれど バスチアンとセガールの男の友情と裏切り、そしてラストの切なげで哀しげな表情がとても印象に残ります。 
この映画の余韻は半世紀以上も生き続け 今も人々の心に残る作品となりました。
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年上の女

2007.08.21 *Tue
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年上の女 Amazon

監督:ジャック・クレイトン 
原作:ジョン・ブレイン
脚本:ニール・パターソン 
撮影:フレディ・フランシス 
音楽:マリオ・ナシンベーネ 
 
出演:シモーヌ・シニョレ 
   ローレンス・ハーヴェイ 
   ヘザー・シアーズ 
   ハーマイアニ・バドリー 
   ドナルド・ウォルフィット

女、金、地位、名誉を求めて都会に出てきたジョー。
労働者階級出身の彼には 何としても手に入れたいその土地の有力者の娘スーザンがいた。
周囲の反対を余所にスーザンに近付いたジョーだが スーザンの両親やボーイフレンド、上司などの邪魔が入る。
落ち込む彼を優しく励ますのが 同じ劇団員のアリスだった。
夫の不実に苦しむアリスとの間に いつしか愛が芽生えるが やがてスーザンの妊娠が発覚する。

シモーヌ・シニョレが美しい。
彼女の美しさには柔らかな厚みがあって その情の深さにハマってしまう怖さがあります。
主人公の若き野心家ジョー(ローレンス・ハーヴェィ)も アリス(シニョレ)の まるで彼女が燻らす紫煙のようにゆったりと気だるい大人の女の魅力にハマってしまった訳です。
そして自分の野心など 彼女の前では何と薄っぺらい戯言なのか 思いっきり知らされて自己嫌悪さえ感じてしまうジョー。
 
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女相続人

2007.08.21 *Tue
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女相続人 Amazon

監督:ウィリアム・ワイラー 
原作:ヘンリー・ジェームズ 
脚本:ルース・ゲッツ
   オーガスタ・ゲイツ
撮影:レオ・トーヴァー 
音楽:アーロン・コプランド 
 
出演:オリヴィア・デ・ハヴィランド 
   モンゴメリー・クリフト 
   ラルフ・リチャードソン 
   モナ・フリーマン 
   ミリアム・ホプキンス

1850年代、ニューヨーク。
キャサリンはとても慎み深く、どちらかと言うと引っ込み思案な性格で 男性と接する事に興味はあっても 実際に行動にうつすようなことは決してありません。 
父の亡き母への執着による過度の期待によって 彼女の性格は深く影響されてしまっています。 
そんな彼女を心配する叔母の計らいで あるパーティーの席でヨーロッパ帰りの素敵な男性モリスと知り合い、彼に惹かれます。
しかし、父はモリスが財産狙いでキャサリンに近づいたのでは・・・という疑惑から 二人の仲を無理やり引き裂こうとします。

 
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雨のしのび逢い

2007.08.21 *Tue
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雨のしのび逢い Amazon

監督:ピーター・ブルック 
原作:マルグリット・デュラス
脚本:マルグリット・デュラス 
   ジェラール・ジャルロ
撮影:アルマン・ティラール 
音楽:ディアベリ
 
出演:ジャンヌ・モロー J
   ジャン=ポール・ベルモンド 
   ディディエ・オードパン 

愛する女性を その愛の強さ故に殺してしまった男。
その男が女の死体を愛しそうに愛撫する姿を観て アンヌは衝撃を受ける。
社長夫人で可愛い息子にも恵まれたアンヌだが 日常の生活に漠然と満たされないものを感じていた。
そんな彼女を見詰める男ショーヴァン。
アンヌの夫の経営する鉄鋼会社で工員として働いているショーヴァンとアンヌは その殺人事件について語り合う内に惹かれ合うようになる。
人目を忍んでの逢瀬、湧き上がる情熱に戸惑いながら 初めての喜びを知るアンヌ。
しかし、少しずつすれ違った二人の思いは・・。

劇的な非日常に遭遇した人妻アンヌ。
その瞬間、彼女の心の中で燻り続けていた得体の知れないもやもやが 形を成す。
アンヌは「相手を殺してしまう程、人を愛する気持ち」を目の当たりにして 戸惑いながらも心の底から湧き上がる何かに突き動かされようとしていたのです。

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恋多き女

2007.08.21 *Tue
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恋多き女 Amazon

監督:ジャン・ルノワール 
脚本:ジャン・ルノワール
   ジャン・セルジュ
撮影:クロード・ルノワール 
音楽:ジョセフ・コズマ 

出演:イングリッド・バーグマン 
   ジャン・マレー 
   メル・ファーラー 
   マガリ・ノエル 
   ジュリエット・グレコ 
   ジャン=クロード・ブリアリ 

叔母と一緒にパリに亡命してきたポーランドの公爵夫人エレナ(バーグマン)。
彼女には不思議なパワーがあり 彼女が心を寄せる男性は何故か大成功し、彼女もそれを喜びとしている。
ある日、婚約者と一緒ににロラン将軍(ジャン・マレー)の凱旋パレードに参加したエレナは アンリ(メル・ファーラー)という男性と知り合い、彼にロラン将軍を紹介される。
ロラン将軍はエレナの美しさに一目で惹かれるが。

ジャン・ルノワールを大絶賛されていた淀川長治さんの言葉をお借りすると・・・ 「どの作品も硬くない。柔らかくて優しくて、しかも芯は厳しい。そのくせ、気さくな気さくなつくり方をする、そこが大芸術家なんです。」と、その言葉に この作品を観て またしてもいたく納得したのでした。
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二十四時間の情事

2007.08.21 *Tue
二十四時間の情事 二十四時間の情事
エマニュエル・リヴァ、岡田英次 他 (2005/06/24)
アイ・ヴィ・シー
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監督:アラン・レネ 
原作:マルグリット・デュラス 
脚本:マルグリット・デュラス
撮影:サッシャ・ヴィエルニ 
   高橋通子
音楽:ジョヴァンニ・フスコ 
   ジョルジュ・ドルリュー 
 
出演:エマニュエル・リヴァ 
   岡田英次 
   ベルナール・フレッソン
   アナトール・ドーマン
 

ヒロシマのあの日から14年。
日本人の建築技師の男とフランスから反戦映画の撮影に来ていたフランス人女優とがヒロシマで出逢った。
彼女の離日までの24時間の恋、激しい情熱に身を焦がしながら 二人は過去の戦争の記憶に固く抱かれたまま、中々溶け合う事の出来ない哀しい距離の中にいた。

『君は広島で何も見ていない』
『すべてを見たわ、病院でも、博物館でも、・・・人々の死を・・・』
男は実際に被爆はしていなが 両親や家族を被爆で失っていた。
そして女はヒロシマに来たことにより 戦時中 自国のヌベールという村で 敵であるドイツ兵の恋人と駆落ちをしようとして 恋人は殺され 自分はリンチにあった過去の思い出に怯え泣く。

二人は辛い記憶の中に身を置き 自らの過去の痛みを無理矢理に引きずり出し 今の自分の頼りなさを嫌悪する。
今の二人の離れ難い情熱は 過ぎた時間と共に忘れ去ろうとしている過去の熱い想いの中では あるべき正統な道筋なのかさえ もがき苦しみながら見出せないでいる。
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彡☆残暑お見舞い申し上げます彡☆

2007.08.21 *Tue
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立秋も過ぎ、お盆も終わり、涼やかな秋風が待ち遠しい今日この頃。
な・なのに この強烈な猛暑の日々!!
皆さま、如何お過ごしでしょうか?
私・・、何とか生きております、ホント何とか。(~_~; 

ブログをお休みして既に2ヶ月余りが過ぎました。
その間、人間ドッグやいつもの通院、ガン検診などなど 気が付くと『今日も明日も病院』というスケジュールをこなした日々だった気がします。
まぁ病院は涼しいし環境も良いので 嫌いじゃないですけどね。(苦笑) 
CATEGORY : 雑談

オルフェ

2007.08.20 *Mon
オルフェ オルフェ
ジャン・マレー、マリア・カザレス 他 (2002/09/25)
アイ・ヴィ・シー
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監督:ジャン・コクトー 
原作:ジャン・コクトー 
脚本:ジャン・コクトー
撮影:ニコラ・エイエ 
音楽:ジョルジュ・オーリック 
 
出演:ジャン・マレー 
   マリア・カザレス 
   フランソワ・ペリエ 
   エドアール・デルミ 
   ジュリエット・グレコ 
   マリー・デア 
   ジャン=ピエール・メルヴィル 
   ロジェ・ブラン

詩人たちが集まるカフェ、そこで詩人オルフェ(ジャン・マレー)は新進気鋭の詩人セジェストの交通事故を目の当りにする。
するとセジェストの連れだった美しい女性に強引に車に誘われ セジェストを病院に運ぶ手伝いを強いられる。
しかし車の行き先は病院ではなく 町外れの古い屋敷だった。
そこで死んだはずのセジェストは 実は冥界からの死神だった彼女の手により生き返り、そして二人は鏡の中に消えていった。
その日から死神に魅せられてしまったオルフェは妻を顧みない。
その事に傷ついた妻のユリディスもオートバイに撥ねられて死んでしまった。
ショックを受けたオルフェは 妻を求めて冥界に旅立つ・・・。


このジャン・コクトー監督作品も モノクロ映画の醸し出す光の陰影に満ち溢れた幻想的な世界を十二分に味わえる作品だった。

現実の世界と冥界との境である鏡を通した摩訶不思議な交差が 如何にもコクトー監督らしい詩的なお伽話風で興味深い。

コクトー監督&ジャン・マレーが紡ぎ出す映像世界には 魅惑的な官能の世界に生まれた痛烈な悲劇が まるで自らが浄化作用を持っているかのように作品全体を崇高で詩的な幻想世界に導いていく。
これが詩人で劇作家らしいコクトー監督の素晴らしいマジックなのです。
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避暑地の出来事

2007.08.20 *Mon
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監督:デルマー・デイヴス
原作:スローン・ウィルソン
脚本:デルマー・デイヴス
撮影:ハリー・ストラドリング
音楽:マックス・スタイナー

出演:リチャード・イーガン、
   ドロシー・マクガイア、
   アーサー・ケネディ
   サンドラ・ディー、
   トロイ・ドナヒュー

リゾート地パイン・アイランド。
そこでホテルを営むバートとシルビア夫妻、そして息子のジョニー。
ある日ホテルを訪れたのは かつてバートの元で下働きをしていたケンの一家だった。
ケンは 昔シルビアと恋仲だったが シルビアがバートと結婚したため島を出て働き 今では事業に成功し、ヘレンと結婚して億万長者となっていた。
そのケンの娘モリーとジョニーはお互いに一目で恋に落ちた。
やがて ケンとシルビアの仲が復活し、子供の養育権を巡って4人は泥沼の離婚劇を展開することになってしまう。
その中で親たちの身勝手に翻弄されながらも 二人は純粋な恋を育んでいく。
そしてモリーの妊娠が発覚する・・。


この猛暑に 一服の清涼剤を・・の気分で再度 ブログにアップです。

この映画と言えば サントラの♪夏の日の恋♪。
私は 映画「アトランティスの心」のサントラの中に入っているこの曲を 夏になると聴いています。
映画音楽の中でも もっとも印象深い曲といってもいいですね。
最近では 「ユニクロ」のCMに使われていました。
永遠のスタンダードナンバーです♪
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暗殺の森

2007.08.20 *Mon
annsatuno-mori

暗殺の森 Amazon

監督:ベルナルド・ベルトルッチ 
原作:アルベルト・モラヴィア 
脚本:ベルナルド・ベルトルッチ 
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ V
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
 
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン
   ドミニク・サンダ
   ステファニア・サンドレッリ
   ピエール・クレマンティ 
   イヴォンヌ・サンソン 
   エンツォ・タラシオ 
   ジュゼッペ・アドバッティ

ファシズムに揺れるイタリア。
少年時代、同性愛を強要され、思わず相手を射殺してしまったマルチェロ。
さらに精神を病んだ父、薬物中毒の母たちの間で いつしか普通に生きる事を求め始めていた。
当時の世相の中でファシズムに身を投じ、政治犯として追われる恩師を暗殺する指名を拒否することも出来ない運命のマルチェロ。
深い森で繰り広げられる狂気の数々に逆らう事も出来ず、彼の運命はさらに残酷に滅びようとしていた。

ファシストの時代、ブルジョワ、同性愛、耽美、堕落、頽廃・・・。
不用に熟した甘い果実が 朽ち果て枝から腐って落ちる様を観ている様。 
なんという哀しい話なんだと思いながら 主人公のマルチェロの人生の選択と末路に憐れみと嫌悪感を抱く。

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かくも長き不在

2007.08.20 *Mon
kakumonagaki-fuzai


監督:アンリ・コルピ
脚本:マルグリット・デュラス 
台詞:ジェラール・ジャルロ
撮影:マルセル・ウェイス
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
 
出演:アリダ・ヴァリ 
   ジョルジュ・ウィルソン 
   ジャック・アルダン 
   シャルル・ブラヴェット

パリの下町でカフェを営むテレーズには 戦争でゲシュタポに捕らえられ行方不明となった夫がいる。
ある日テレーズは 店の前を通った浮浪者に夫の面影を見るが どうやら彼は記憶を失っているらしい。
親戚の者にも 彼がテレーズの夫アルベールかどうか確信は得られない。
それでも 彼が夫アルベールだと信じたテレーズは 彼を店に招き 二人きりでディナータイムを過ごすが・・・。


言葉に出来ない想い、セリフにすると たちまちに色褪せてしまう涙色の苦悩。
一人の中年女性の不安と希望が 彼女の心の中でせめぎ合い 彼女自身を翻弄する。
その情感豊かな数々のシーンに、心が震えるほど感動した作品でした。

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赤い靴

2007.08.20 *Mon
赤い靴 赤い靴
アントン・ウォルブルック、モイラ・シアラー 他 (2000/07/28)
東北新社
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監督:マイケル・パウエル 
   エメリック・プレスバーガー 
撮影:ジャック・カーディフ 
音楽:ブライアン・イースデイル 
 
出演:モイラ・シアラー 
   アントン・ウォルブルック 
   マリウス・ゴーリング 
   ロバート・ヘルプマン 
   アルバート・バッサーマン 
   リュドミラ・チェリナ

カリスマ興行主レルモントフ率いるバレエ団に 彼に才能を認められたバレリーナのヴィッキーと、作曲家志望の青年ジュリアンが新たに加わった。
プリマドンナの退団で急遽主役に抜擢されたヴィッキーは ジュリアンの作曲で新作バレエ「赤い靴」のステージに立ち、大成功を収めた。
しかし ジュリアンと恋に落ちたヴィッキーは 「愛と芸術は両立できない」というレルモントフの不興を買い、ジュリアン共々バレエ団を追放された。
ヴィッキーを手放したことを後悔するレルモントフは やがて彼女にもう一度チャンスを与えようとするが・・。

心に残る映画には 様々な種類の感動があるけれど この作品で決して忘れられないだろう感動は まさに赤い靴[Red Shoes]を履いたモイラ・シアラーの幻想的なバレエのシーンです。
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雨のエトランゼ

2007.08.20 *Mon
ameno-etorannze


監督:セルジオ・ゴビ
原作:ドミニク・ファーブル
脚本:セルジオ・ゴビ他
撮影:グニエル・ディオ 
音楽:ジョルジュ・ガルヴァランツ

出演:ヘルムート・バーガー
   シャルル・アズナヴール
   ヴィルナ・リージ

道路ひとつ挟んだアパートメントに住むアランとナタリー。
アランの妻がベランダから投身自殺をした現場を目撃したナタリーは 警察で彼女の自殺を証言し アランに対する警察の疑惑を晴らす。
それがきっかけで親しくなり その後結二人は結婚する。
しかし 結婚してみるとアランの異常な行動が始まり ナタリーは戸惑いを隠せない。
彼女をじらすように奇異な行動に出るアランに いつしか精神に異常をきたしてしまったナタリーは薬付けになってしまう。
決して彼女を抱こうとしないアランだが 離婚調停で「彼女は妊娠しています」と衝撃の告白をするのだった・・。

ヘルムート・バーガーが美しい!!!
ヴィスコンティ映画以外では あまりお目に掛かれないので NETでお知り合いになった方が ご親切にビデオを貸して下さった時には 天にも昇る気持ちでした!
(ミカエラさん、ありがとうございましたぁ〜♪)
本当に何年振りの鑑賞だったでしょうか〜?!

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美女と野獣

2007.08.20 *Mon
美女と野獣 美女と野獣
ジャン・マレー、ジョゼット・デイ 他 (2002/09/25)
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監督:ジャン・コクトー 
原作:ルプラン・ド・ボーモン 
脚本:ジャン・コクトー 
撮影:アンリ・アルカン 
音楽:ジョルジュ・オーリック 
 
出演:ジャン・マレー 
   ジョゼット・デイ 
   マルセル・アンドレ 
   ミシェル・オークレール 
   ミラ・パレリ 

ある日 年老いた商人は道に迷い 古い洋館に迷い込んでしまった。
優しい末娘への手土産にと 一輪のバラを手折ると、その館の恐ろしい野獣に「命が惜しければ娘を連れて来い」と脅された。
父親想いの末娘ベルは 野獣の住む館に自ら出向いた。
野獣の求婚を断るベルだったが 次第に野獣の優しさに触れ 心打ち解けた始めていた。
父親の容態が悪化し 野獣の許しを得て父の元に帰宅したベルを見て 欲深い兄姉たちは館に忍び込むが・・・。

有名なストーリーはとにもかくにも モノトーンの画面が生み出したお伽の世界は コクトー監督らしい重厚さと瑞々しさに溢れた世界で 今の鑑賞でも少しも古さを感じさせません。


COMMENT (4) 

にがい米

2007.08.20 *Mon
nigaikome


にがい米 ヴィットリオ・ガスマン (DVD - 2007)

監督:ジュゼッペ・デ・サンティス 
製作:ディノ・デ・ラウレンティス 
原案:カルロ・リッツァーニ 
撮影:オテッロ・マルテッリ 
 
出演:ヴィットリオ・ガスマン 
   ラフ・ヴァローネ 
   シルヴァーナ・マンガーノ
   ドリス・ダウリング


宝石強盗を働いた男女ワルテル(ヴィットリオ・ガスマン)とフランチェスカ(ドリス・ダウリング)は 警察の追及から逃れる為に フランチェスカに宝石を託し、田植えの出稼ぎ労働者の中に紛れ込んだ。
その集団の中のシルバーナ(シルヴァーナ・マンガーノ)は フランチェスカの様子に疑問を抱きながらも彼女に近付いた。
正規のパスを持たないフランチェスカに そこで働けるように口を利いてくれたマルコ(ラフ・ヴァローネ)はシルヴァーナに一目惚れ、そのマルコを頼もしく思うフランチェスカ、そこに現れたワルテルに惹かれるシルバーナ・・・と4人の気持ちは複雑に絡む。
盗んだ宝石が偽物だったと知ったワルテルは シルバーナの自分に対する気持ちを利用して 今度は収穫した米の強奪を計画する。
真実を知ったシルバーナのとった行動は・・・

イタリア映画の中で 昔の田植え作業を観る事は なんだか不思議な感じでした。
この感覚は もちろん私の無知から始まったことだけれど それにしてもイタリアの田植えは力強くて明るくてビックリ!。
映画を観た限りでは 昔の日本の田植えの作業となんら内容は変わらない感じですが そこで働く人々の生命力に溢れた力強さと漲るパワーが画面から溢れそうな印象でした。
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イノセント

2007.08.20 *Mon
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監督:ルキノ・ヴィスコンティ 
原作:ガブリエレ・ダヌンツィオ 
脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ
撮影:パスクァリーノ・デ・サンティス 
音楽:フランコ・マンニーノ
 
出演:ジャンカルロ・ジャンニーニ 
   ラウラ・アントネッリ 
   ジェニファー・オニール 
   ディディエ・オードパン 
   マルク・ポレル


イタリアのブルジョワ系デカダン作家ガブリエレ・ダヌンッィオ原作の映画化、そしてヴィスコンティの遺作。
堕落した貴族のトゥリオは 妻ジュリアーナがいながらも 周知の愛人テレザの元に通っている。
傷ついたジュリアーナの心を慰めたのは 作家フィリポ。
ある日 ジュリアーナの妊娠が発覚、トゥリオは自分の子では無い事に嫉妬を覚える。
やがて生まれた子どもを愛せないトゥリオは 皆の不在中に赤ん坊を寒風に晒して殺害する。
妻に罵倒され 愛人にも去られ トゥリオは銃口を自分に向ける・・・


このキャスティングだけでも満足なのに、この内容の濃さと言ったら満足どころの騒ぎじゃない!?
ヴィスコンティ作品の中でも 特に完成度の高い作品だと私は思っています。 
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揺れる大地

2007.08.20 *Mon
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監督:ルキノ・ヴィスコンティ 
助監督:フランチェスコ・ロージ 
    フランコ・ゼフィレッリ
脚本:ルキノ・ヴィスコンティ 
アントニオ・ピエトランジェリ 
撮影:G・R・アルド 
音楽:ウィリー・フェレーロ 

出演:アントニオ・アルチディアコノ 
   ジュゼッペ・アルチディアコノ
   アントニーノ・ミカーレ


シチリア島、貧しい漁師ヴァラストロ家の男たちは 祖父から孫まで 毎日のように総出で危険な漁に出ている。
しかし働けど 仲買人たちの厳しい搾取にあい その生活は貧しい。
ヴァラストロ家のアントーニは仲間たちに独立を宣言し 家を抵当に銀行から借金をし自力で漁を始めた。
一時は鰯の大量に遭遇し生活も安定したが ある日嵐に遭遇し 全てを失ってしまった。
誰も彼を救おうとする者はいない。
大切な家を手放し 家族は離散・・・。
思い余ったアントーニは ついには生活のため、仲買人に頭を下げて 昔の漁に戻るのだった。

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2007.08.20 *Mon
道
ジュリエッタ・マシーナ、アンソニー・クイン 他 (2002/04/25)
アイ・ヴィ・シー
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監督:フェデリコ・フェリーニ 
製作:カルロ・ポンティ 
   ディノ・デ・ラウレンティス
脚本:フェデリコ・フェリーニ 
   エンニオ・フライアーノ
   トゥリオ・ピネッリ 
撮影:オテッロ・マルテッリ
音楽:ニーノ・ロータ 
 
出演:アンソニー・クイン 
   ジュリエッタ・マシーナ 
   リチャード・ベースハート 
   アルド・シルヴァーニ
   マルセーラ・ロヴェーレ


フェデリコ・フェリーニ監督、ジュリエッタ・マシーナ主演のあまりに有名な作品。
フェデリコ・フェデリーニの愛妻でもあったジュリエッタ・マシーナという女優さんの魅力に溢れた作品です。 

この女優さん、本当に素敵な女性だと思います。
外見がどうのこうの話ではなく 彼女そのものの人物像が映画のヒロインを通じてこちらに伝わってくる。
それは人としてエネルギッシュで、全ての人やものに対する愛情に溢れた生き方が限りなく優しく人なつっこい。
こんな女性が傍にいたら 周りの人は皆幸せな気分になれるだろうと思えるような人物なのではないかしら。

そしてアンソニー・クインの口下手な心優しき荒くれ男っぷりもお見事!
お互いを想い合いながら 不器用で言葉に出来ず 哀しくすれ違ってしまった男女の切ないお話。

映画好きだった父親に薦められて観たこの作品は 当時10代だった私には 男女間の微妙な心の機微は理解できなくても ジェルソミーナの健気さや薄幸な人生に涙し 感傷的な気分に雁字搦めになってしまった事を思い出します。
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青い麦

2007.08.19 *Sun
青い麦 (トールケース) 青い麦 (トールケース)
エドウィージュ・フーイエール、ニコール・ベルジェ 他 (2003/06/20)
アイ・ヴィー・シー
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監督:クロード・オータン=ララ 
脚本:クロード・オータン=ララ 
   ジャン・オーランシュ 
   ピエール・ボスト 
撮影:ロベール・ルフェーヴル 
音楽:ルネ・クロエレック 
 
出演:エドウィジュ・フィエール
   ピエール=ミシェル・ベック
   ニコール・ベルジェ 
   ジョジアーヌ・ルコント
   ルイ・ド・フュネス 


毎年、ブルターニュの海辺に避暑にやってくる幼馴染のフィリップとヴァンカ。
フィリップ16歳、ヴァンカ15歳、異性としてもお互いに好意を持つ二人に 今年の夏の海は 夜明け前の静けさを掻き消すような漣を起こし始めていた。
フィリップが大好きで仕方の無いヴァンカ。
彼の一言で涙し、また次の一言で向日葵のような笑顔を取り戻す、まさに恋する少女の典型。
初めてのキスの後、ますますフィリップへの想いを募らせるヴァンカだったが フィリップは偶然に出逢ったマダム・ダルレーとの逢瀬に夢中になる。

十代の美少年と年上の女性、クロード・オータン=ララ監督、エドウィージュ・フーイエール。
これだけ揃えば どうしたってジェラール・フィリップと「肉体の悪魔」を連想しない訳にはいきません。
身長こそ足りないけれど その美少年ぶりはジェラール・フィリップと見間違うほどのピエール=ミシェル・ベック。
年上の女性に惹き込まれていく様は 「肉体の悪魔」のジェラール・フィリップの演じた少年フランソワと重なります。
その年上の女性を演じるのがエドウィージュ・フーイエール。
「白痴」でジェラール・フィリップと共演し、「双頭の鷲」でジャン・マレーと共演していた彼女の高貴さを漂わす美貌は本当に忘れがたいものがあります。
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肉体の悪魔

2007.08.19 *Sun
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肉体の悪魔 肉体の悪魔
レイモン・ラディゲ (1997/02/07)
ビデオメーカー
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監督:クロード・オータン=ララ 
原作:レイモン・ラディゲ 
脚本:ピエール・ボスト 
   ジャン・オーランシュ
音楽:ルネ・クロエレック
 
出演:ジェラール・フィリップ 
   ミシュリーヌ・プレール 
   ジャン・ヴァラス
   ジャン・ドビュクール 
   ドニーズ・グレイ 
   ガブリエル・フォンタン 
   シルヴィー 
   ジャック・タチ

数年前にジェラール・フィリップのDVD・BOXが発売され、彼の作品がいつでも観たい時に観られる、手元にDVDを置いておける喜びに小躍りしたのが つい昨日のことのように思い出されます。
ただ残念なことに この作品と「しのび逢い」は未だDVDリリースには至っていません。
この2作品、私の中ではジェジェ作品のベスト3に入るほど好きな作品なんだけど・・涙
セテラさんのご尽力で その日も遠からず来ることを期待して 今日は以前の感想を一部修正してアップします。


第一次世界大戦も終ろうとしていた頃、17歳のフランソワは看護婦マルトに出逢い、一目で恋に落ちます。 
軍人のフィアンセがいるマルトも ほとばしる情熱のままに想いをぶつけてくる年下のフランソワに どんどん惹かれていきます。
マルトの母の反対やフランソワの両親の心配もあり、マルトはフィアンセと結婚して 二人は別れることに。
しかし再会をきっかけに以前にも増し、二人の恋は燃え上がってしまいます。 
そして自分の子を宿したマルトを想い、彼女の夫に全てを打ち明け様と強い決心をするフランソワ。 
しかし、ほんの僅かな迷いから その機会を失ってしまったフランソワを見て マルトは一人フランソワのもとを去って行きます。 
それを知ったフランソワは マルトの乗った列車に飛び乗り 二人で想い出のパリへ向います。 
初めて二人で行った思い出のレストランや酒場。
終戦を祝う人々との歓声の中で 二人は宿命の「別れ」と向かい合いながら過ごします。 
その時すでに体調を崩していたマルトはついに倒れ、そのまま子どもを産み落とすと 天に召されていきました。  
マルトを案じながらも何も出来ないフランソワは マルトの部屋の外で立ち尽くすことしか出来ません。 
そこへ駆け付けて来た夫に煙草の火を借りるフランソワ。 
その時、言葉にならない想いがフランソワの震える指先から伝わってきます。  
そして町中が終戦の喜びで沸きあがる中、マルトの葬儀が行われる教会に立つフランソワ。 
そして二人の恋の終焉を告げているかのように 教会の鐘が鳴り響くのでした。
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オペラハット

2007.08.18 *Sat
オペラハット オペラハット
ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー 他 (2007/06/06)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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監督:フランク・キャプラ 
原作:クラレンス・バディントン・ケランド
脚本:ロバート・リスキン 
撮影:ジョセフ・ウォーカー 
音楽:ハワード・ジャクソン 
 
出演:ゲイリー・クーパー 
   ジーン・アーサー 
   ジョージ・バンクロフト 
   ライオネル・スタンダー 
   ダグラス・ダンブリル
   メイヨ・メソット
   レイモンド・ウォルバーン


1936年、フランク・キャプラ監督の作品です。
主演のゲイリー・クーパーは1901年生まれ、大好きな俳優さんです。
製作年度と彼の年令が重なるので この作品のクーパーは当然30代の半ばです。
当時のハリウッドでは随一の美系スターだった、と私は信じています。

1930年の「モロッコ」のクーパーは 白黒の画面から水も滴るような美男ぶりっ!
マレーネ・デートリッヒの魅力と十分に張り合える美しき男優さんでした。

・・・と クーパーの美貌にばかりに目を奪われがちですが この作品は勧善懲悪がはっきりとした心がスカっとする作品で 観終わった後も非常に気分がイイのです!(笑)

最近では アダム・サンドラー主演の「ミスター・ディーバ」でリメイクされていて こちらも中々楽しい作品でした。

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大いなる幻影

2007.08.18 *Sat
大いなる幻影 大いなる幻影
ジャン・ギャバン、ピエール・フレネー 他 (2002/09/26)
パイオニアLDC
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監督:ジャン・ルノワール 
脚本:ジャン・ルノワール 
   シャルル・スパーク 
撮影:クリスチャン・マトラ 
   クロード・ルノワール 
音楽:ジョセフ・コズマ
 
出演:ジャン・ギャバン 
   ピエール・フレネー 
   エリッヒ・フォン・シュトロハイム 
   ディタ・パルロ 
   ジュリアン・カレット 
   マルセル・ダリオ 
   ジャン・ダステ 

名画とか傑作とか格調高いとか、全ての美辞麗句を並べても余りある見事な作品。
思わず正座して画面に向いたくなる緊張感で鑑賞開始、しかし気が付くと 人間を愛しく尊ぶ監督の心を知り、それゆえ とても温かい気持ちに包まれて幸せな気分の中にいる自分がいました。
これがジャン・ルノワールの世界なんだ・・と感じた瞬間です。

私如きが言うまでもなく 戦争を題材にしながらも 主眼を人間の尊厳に置き 様々な階級や人種の違いを超えたところで 温かい交流を続ける人々の姿が描かれいるシーンの数々に感動を覚えます。
と言っても 決して大仰な感じではなく 立場は違えても 尊敬しあい、友情を感じあい、人間を愛して止まない人々の姿が ルノアールの人間味溢れる優しい視線を通して 実に生き生きと映し出されているのです。
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悲恋

2007.08.17 *Fri
悲恋 悲恋
ジャン・マレー (2003/02/25)
アイ・ヴィ・シー
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監督:ジャン・ドラノワ 
脚本:ジャン・コクトー 
撮影:ロジェ・ユベール
音楽:ジョルジュ・オーリック 
 
出演:ジャン・マレー 
   ジャン・ミュラー
   マドレーヌ・ソローニュ
   ピエラル
   ローラン・トゥータン
   イヴォンヌ・ド・ブレー 
   ジャヌ・マルカン 

こちらはジャン・コクトーが脚本を担当した作品です。
数あるジャン・コクトー監督脚本&ジャン・マレー主演作品の中でも 私が最もジャン・マレーが美しいと感じる作品です。
『オルフェ』や『美女と野獣』『双頭の鷲』などのジャン・コクトーの名作の中にあっては 少し地味な作品かもしれないけれど それにしたって こんなに美しい男、まるでギリシャ彫刻に出てくるような完璧な男そのもののジャン・マレーを観られるだけでも この作品には大いなる価値があるのです!

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