永遠のマリア・カラス永遠のマリア・カラス
(2005/07/06)
ファニー・アルダン、ジェレミー・アイアンズ 他

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監督:フランコ・ゼフィレッリ 
脚本:フランコ・ゼフィレッリ 
     マーティン・シャーマン 
撮影:エンニオ・グァルニエリ 
音楽:アレッシオ・ヴラド 

出演:ファニー・アルダン 
   ジェレミー・アイアンズ 
   ジョーン・プロウライト 
   ジェイ・ロダン 
   ガブリエル・ガルコ 



≪ネタバレしています≫

マリア・カラスの古き良き友人であり、音楽プロモーターのラリーは 全盛期の美声を失い、パリで失意の生活を送るカラスに もう一度 輝きを取り戻させようと ある企画をプロモートする。
それは 過去のカラスの美声を オペラ映画の中で復活させようと言うもの。
もちろん 一度は頑なに固辞したカラスだったが かつて録音だけし、舞台化できなかった「カルメン」を映画化するという話に ついに決心をする。
それからの日々は まるで生き返ったように精力的に映画に取り組むカラスだった。
が、完成したオペラ映画は やはり公開される事は無かった。
何故なら それは ありのままを貫いて生きてきたカラスにとって 観客を偽り、自分をも偽る事は 何よりも屈辱的な事だという 彼女の信念によるものだったから。

劇中劇の「カルメン」に しばし呆然と見惚れてしまった私。
本編より 実はこの劇中劇の方が 魅力的だと感じてしまっているのですが・・・

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監督:アン・リー 
原作:アニー・プルー 
脚本:ラリー・マクマートリー 
   ダイアナ・オサナ 
撮影:ロドリゴ・プリエト 
音楽:グスターボ・サンタオラヤ 
 
出演:ヒース・レジャー
   ジェイク・ギレンホール 
   ミシェル・ウィリアムズ 
   アン・ハサウェイ
   ランディ・クエイド

60年代、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。
羊の放牧の為、季節労働者として雇われた若きカウボーイのイニスとジャックの20数年に渡る愛と別れの物語。
二人はたまたま男性同士だっただけ・・。
彼らの間に存在したものは純粋な愛そのものでした。

現地時間、22日、NYで 主演のヒース・レジャーが死亡しました。
ショックです・・、悲しいです。
彼がアカデミー賞の主演男優賞のノミーネートされ、オスカーは逃したものの、歴史あるNY批評家協会賞で主演男優賞を獲得した作品です。
ヒースを偲んで、今日再度アップします・・。

ヒース、安らかに・・。合掌

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イザベル・アジャーニの惑いイザベル・アジャーニの惑い
(2005/02/23)
イザベル・アジャーニ

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監督:ブノワ・ジャコー 
原作:コンスタン  『アドルフ』
脚本:ブノワ・ジャコー 
   ファブリス・ロジェ=ラカン 
撮影:ブノワ・ドゥローム 
 
出演:イザベル・アジャーニ 
   スタニスラス・メラール 
   ジャン・ヤンヌ 
   ロマン・デュリス 
   ジャン=ルイ・リシャール 
   ジャン=マルク・ステーレ



19世紀のフランス。
貴族青年アドルフは、勉強の為に田舎町に来ていた。
そこで 伯爵の愛人である美しきエレノールと出逢う。
田舎の退屈な日々を埋めるように アドルフは10歳も年上で二人の子を持つエレノールに恋を仕掛ける。
そして彼女もアドルフに恋し 彼の目的は達成されたが エレノールの運命の恋はその時、始まったばかりだった。
すべてを捨て アドルフとの恋に命を掛けるエレノール。
その狂おしい情熱を自分に向けるエレノールを受け止めきれないアドルフ。
二人の愛憎劇は やがてエレノールの故郷ポーランドで悲劇的な終末を迎える。


エレノールとの激しい恋の経緯を淡々と語るアドルフのナレーションとセリフ。
エレノールのアドルフへの深く大きな愛情を感じさせる 狂おしいばかりのセリフの数々。
ここから感じ取れるのは 細やかな二人の心理描写の妙であり 一つ一つのセリフが詩のように心に滑り込んで来ては 哀切の香りが漂うよう官能を掻き立てる作品です。
その痛いほど正直な二人の数々のセリフに つい心深く入り込んでしまう快感。
どっぷり「惑い」の中で過ごした2時間です。

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BULLY / ブリー BULLY / ブリー
ブラッド・レンフロ、ニック・スタール 他 (2003/11/21)
アミューズソフトエンタテインメント
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監督:ラリー・クラーク 
原作:ジム・シュッツ 
脚本:ザカリー・ロング 
   ロジャー・プリス 
撮影:スティーヴ・ゲイナー 
音楽:エミネム 
 
出演:ブラッド・レンフロー 
   ビジョウ・フィリップス 
   レイチェル・マイナー 
   ニック・スタール 
   マイケル・ピット 
   レオ・フィッツパトリック 
   ケリ・ガーナー 
   ダニエル・フランゼーゼ


南フロリダに住むボビーとマーティは幼馴染で、今もいつも一緒につるんで遊ぶ親友の間柄だった。 
裕福な家庭のボビーは父親からも期待される切れ者だが マーティは、何事にも自信が無さそうな頼りない印象の少年だった。 
ある日2人は、アリとリサという女の子と知り合いボビーはアリとマーティはリサと関係を持った。
リサはマーティに夢中になり彼との関係にのめり込んで行く。 
しばらくすると リサはボビーとマーティの異常な関係に気が付く。 
それは親友とは名ばかりのボビーがマーティを支配する一方的な関係だった。 
マーティはボビーには逆らえず、時にはゲイバーで売春まがいの行為をさせられる。 
万が一ボビーに逆らえば 限りない暴力を振るわれるのだ。 
やがてボビーの暴力はアリやリサにまで及び マーティの子を妊娠したリサはマーティやアリの仲間を巻き込んでボビー殺害の計画を立てる。そして プロの殺し屋を雇ってボビー殺害を実行した。 
しかし ボビー殺害後リサやマーティをはじめ仲間たちは急に不安が募り始め動揺を隠せなくなる。 
ついに事件は警察の知るところとなり7人は逮捕された。 
そして裁判の結果、終身刑や死刑を含む厳しい判決が言い渡された。


先日、25歳の若さで亡くなってしまったブランッド・レンフローを偲んで2003年に鑑賞した作品の感想をアップします。

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パリ、ジュテーム プレミアム・エディション パリ、ジュテーム プレミアム・エディション
ナタリー・ポートマン;イライジャ・ウッド;ジュリエット・ビノシュ;スティーヴ・ブシェミ;ウィレム・デフォー;リュディヴィーヌ・サニエ;ファニー・アルダン;ジーナ・ローランズ;ベン・ギャザラ;ミランダ・リチャードソン (2007/10/24)
ジェネオン エンタテインメント
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パリ、パリ、パリ・・。
パリの街角から人々の営みの香りを凝縮したショート・フィルムの数々。
18人の監督によるオムニバスですが、フランス人監督だけでなく、世界中の監督が切り取ったパリの時間や空間には それぞれの監督の個性と、彼らのパリへの愛着を深く感じ取る事が出来ます。

有名なパリの観光地ばかりではなく 現在のフランスの時事問題とも言える移民たちの生活が描かれていたり、旅人の表情を映し出したり、様々に興味の尽きない作品ばかりです。
また それぞれの作品に過去の作品へのオマージュも込められていて、映画好きの方には楽しい鑑賞になるのでは・・?

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アナとオットー【字幕版】 アナとオットー【字幕版】
ナイワ・ニムリ、フェレ・マルティネス 他 (2000/06/21)
ポニーキャニオン
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監督:フリオ・メデム 
脚本:フリオ・メデム 
   エンリケ・ロペス・ラビニュ 
音楽:アルベルト・イグレシアス
 
出演:ナイワ・ニムリ
   フェレ・マルティネス
   サラ・バリエンテ

8歳の時、偶然森の中で出逢ったアナとオットー。
やがてお互いの親の再婚で 義理の兄妹の関係となった二人は密かに愛し合うようになる。
しかし そのことが原因で孤独を感じた実母を自殺に追いやってしまったオットーは 自責の念に駆られ、アナや家族の前から姿を消した。
それから17年の月日が流れ、オットーはパイロットとなり、一方アナは恋人と別れフィンランドに滞在していた。
アナはその地でオットーとの再会という偶然を信じて待っていた。
そんなある日、スペインからの航空郵便機が墜落したとの知らせに胸騒ぎを覚えたアナは居ても立ってもいられず オットーの無事を確かめるために町に出かけたが・・。


二人が辿った宿命の恋の日々を アナの視線とオットーの視線で綴りながら運命のラストへ誘う物語。
二人のモノローグはとても丁寧に綴られていて 宿命の恋を彩る数々の偶然の出来事もメルヘンタッチで描かれ フィンランドの白夜の中で幕を閉じるラストまで 決して心を捉えて離さない作品です。

こんな素晴らしい作品がまだDVDリリースされていないなんて・・涙

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今日一日、PCの前に張り付いたまま、何時間あれこれ迷い、いじり倒し、途中で投げ出し、また懲りずにキーボードを叩いたことでしょう・・。

あぁ、なんと見事なまでにお気楽な主婦ですこと〜(~_~メ)

ブログが全盛?の時代に逆行するような気がしないでもないけれど 以前のHPのURLをそのまま使って 表紙というかTOPを作ってみました。

だからって 何かが変わる訳でもないのですが ジェジェのコンテンツも放置したままだし、過去のHPの中身の整理をこれからするぞー!!という意気込みも込めて・・、込めたけど・・、込めてはみたものの・・、(フェードアウト)

気まぐれです、コンテンツの整理も口先だけで どうせまた放置のままかもしれません?(苦笑)

せめて この意気込みだけは買って頂きましょう!?(誰が買うかいっ!)

という訳で コチラがTOPです。
≪about me≫≪Gerald Philipe≫辺りに いろいろと言い訳がましい事が書き添えてあります。(自爆)

(同じ文章を日記にも掲載しています。)

 
太陽に恋して 太陽に恋して
モーリッツ・ブライプトロイ、クリスティアーネ・パウル 他 (2007/09/07)
ジェネオン エンタテインメント
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監督:ファティ・アキン
脚本:ファティ・アキン
撮影:ピエール・エイム
音楽:ウルリヒ・コジョ・ヴェント

出演:モーリッツ・ブライブトロイ
   クリスティアーネ・パウル
   マフメット・クルトゥルス
   イディル・ユネル
   ブランカ・カティッチ


ハンブルグの教育実習生ダニエルは、生徒にも相手にされず、冴えない毎日を送るばかり。
運命の女性に巡り合せてくれるという太陽の指輪をユーリから強引に買わされたダニエルは 本当に太陽の柄の服を纏った美しいトルコ人女性メレクと出逢った。
そしてメレクを追って ハンブルグから彼女の居るイスタンブールまでの長い旅が始まる。
そこにはダニエルの予想もしなかったトラブル続出の過酷な旅が待ち受けていた・・。


・・その夏、僕は何千キロも旅をした。・・
・・君の前にたって想いを伝えるために。・・
このキャッチコピーだけを読むと、とてもロマンティックなロードムービーを想像してしまいますが そんなお気楽なもんじゃありませ〜ん!(笑)
ダニエル君、本当に本当にご苦労様・・と労わりの言葉を10個位掛けてあげたくなるような過激なロードムービーでした。
そんな冴えない&頼りないダニエル君が この長い旅を通じて少しずつ逞しい青年に見えてくるところが実にイイですねぇ〜。
頼りないと思われていたダニエル君も 案外一途で無鉄砲なところもあり、彼のキャラがどんなに辛い出来事に遭遇しても それを痛過ぎず悲し過ぎずに見せてくれるモーリッツ・ブライブトロイの演技が、観ている私の気分も救ってくれた気がします。

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マリアの受難 / ニナ・ペトリ、ペーター・フランケ 他

監督:トム・ティクヴァ
脚本:トム・ティクヴァ
   クリスティアーヌ・ヴォス
撮影:フランク・グリーベ
音楽:クラウス・ガーターニヒ
   トム・ティクヴァ

出演:ニナ・ペトリ
   カーチャ・シュトゥット
   ヨーゼフ・ビアビヒラー
   ペーター・フランケ
   ヨアヒム・クロール

薄暗いアパートの部屋。
そこで寝たきりの実父と身勝手な夫と暮らすマリア。
夫を送り出し、実父の介護の合間に窓辺に立つマリアの視界には 向かいのアパートに住む男が・・。
そんなある日、マリアはその男からの電話で呼び出され、彼の部屋に招待された。
そして恋に落ちる二人・・。


これがトム・ティクヴァの初長編作品なんですねぇ〜〜〜。
全体的にシンプルで荒削りな印象もあるけれど やはり彼のテイストがギッシリ詰まった作品です。
今回も不気味に面白くて、その後のトム・ティクヴァ監督の作品にも感じ続ける哀しみの後の破滅&破壊の向こうにある究極の解放感を観ちゃいました・・。

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gab-1
ガブ君(ガブリエル・ガルコ)です

う〜ん、今年も中々更新できない映画ブログになりそうです。(^^;)

とは言え、観ている映画は海外ドラマも含めると 年間DVDにして100枚は軽く越えているはずなんですが・・。

という訳で今年もゆっくりマイペースです。

こんなブログですが 日記、BBSも合わせて また1年よろしくお付き合い下さいませ。

今、ちょっとむずむずし始めたのが(どこが?笑)、HP時代のようにTOPページを作ろうかなァ・・なんてね、また余計な事を考えています。(本当に余計)

いつになるか分りませんが 癒し系のページが欲しいで〜す!(^^ゞ)
(言っただけで終わる可能性もあります、口先だけオバサンより)
 
Ray / レイ 追悼記念BOXRay / レイ 追悼記念BOX
(2005/06/10)
ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン 他

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監督:テイラー・ハックフォード 
脚本:ジェームズ・L・ホワイト 
撮影:パヴェル・エデルマン 
音楽:レイ・チャールズ 
   クレイグ・アームストロング 
 
出演:ジェイミー・フォックス 
   ケリー・ワシントン 
   クリフトン・パウエル
   ハリー・レニックス 
   リチャード・シフ 
   アーンジャニュー・エリス 
   シャロン・ウォーレン 
   カーティス・アームストロング 
   レジーナ・キング 

ソウル・ミュージックの神様レイ・チャールズの半生を描いた作品。
ご本人も この作品の製作に深く関られたそうですが 惜しくも作品の完成前2004年6月に永眠されました。
エンドロールの中で 主演のジェイミー・フォックスにピアノのレッスンをしている在りし日のレイの姿は 本当にハッピー!と言った表情で 彼がこの作品に賭けている深い想いを観るような気がしました。
映画は 生前のレイの人生の様々なエピソードを織り交ぜながら 世界中の人々が愛した彼の名曲も楽しめるオーソドックスな仕上がりですが 何と言ってもレイを演じたジェイミー・フォックスの最高の演技が この作品をスペシャルなものにしたと言っても良いと思います。

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イギリスから来た男 デラックス版イギリスから来た男 デラックス版
(2002/03/22)
テレンス・スタンプ

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監督:スティーブン・ソダーバーグ   
出演:テレンス・スタンプ  
    ピーター・フォンダ
    レスリー・アン・ウォーレン 
    ルイス・ガスマン


1960年代の不良少年たち、テレンス・スタンプとピーター・フォンダの競演という 世のおじさんおばさんたちが泣いて喜ぶ作品を作ってくれたソダーバーグ監督に乾杯!!!
「エリン・ブロコヴィッチ」「トラフィック」で ついにオスカーを手にした監督が その2作品の直前に製作した 隠れた(?)秀作です。

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アンナとロッテアンナとロッテ
(2005/05/18)
エレン・フォーヘル

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監督:ベン・ソムボハールト 
原作:テッサ・デ・ロー 
脚本:マリーク・ファン・デル・ポル 
撮影:ピオトル・ククラ 
音楽:フォンス・メルキース 
 
出演:テクラ・ルーテン 
   ナディヤ・ウール 
   エレン・フォーヘル 
   フドゥルン・オクラス 
   ユリア・コープマンス 
   シーナ・リッヒャルト 
   ユルン・スピッツエンベルハー 
   ローマン・クニッツカ

1926年、ドイツのケルン。
幼い双子の姉妹アンナとロッテは、両親の死により それぞれアンナはドイツの貧しい農家へ、ロッテはオランダの裕福な家に引き取られる。
離れていてもお互いを思い合う二人はそれぞれ手紙を書くのだが、それは養父母によって意図的に出されず、お互いが死んだものと思わされていた。
ヒトラー率いるナチスの台頭で混迷し、徐々に暗い戦争の時代へと突入していった10年後、アンナはメイドの職を得て自立し、ロッテは大学で音楽を学ぶようになった。
ある日、アンナに書いた手紙が出されぬまま隠されていたのを知ったロッテは ドイツでメイドにをしていたアンナを訪ねる。
束の間の再会だったが、お互いに生きていたこと、ずっと想い合っていたことを確認し合う。
暗い世相の中、ロッテはユダヤ人の婚約者との愛を育み、アンナはナチスの親衛隊の将校と結婚し、それぞれ幸せに浸っていた。
しかしロッテの婚約者はナチスにより収容所へ連れ去られ、アンナの夫はロシアへと派兵される。
戦争で家族の絆を引き裂かれた傷心のロッテは、愛する人を殺したナチスの親衛隊の妻だったアンナを許すことができなかった。
時を経て、年老いた二人は保養所で再会するが・・。(公式サイトより抜粋)

第二次大戦下のヨーロッパで 皮肉な運命に翻弄された美しい双子の姉妹の人生を描いた大河ドラマ。
とても丁寧に描かれた歴史的背景や人物描写は 作品全体に奥行きの深さを感じさせて 私はかなり魅入られてしまいました。
自分で切り開く事の出来ない人生を強いられる人々を描いたドラマは 主人公たちが限られた世界をどう受け止め 反撥し 如何に決断していくか・・がとても興味深いのだけれど この幼い双子姉妹の引き裂かれ方は そこをスタートとして 幾重にも皮肉で決定的な訣別が待ち受けていて 抗いようの無い哀しみに包まれています。

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アンダー・サスピションアンダー・サスピション
(2003/10/03)
ジーン・ハックマン

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監督:スティーヴン・ホプキンス
脚本:トム・プロヴォスト他
原作:ジョン・ウェインライ
撮影:ピーター・レヴィ
美術:セシリア・モンテル
音楽:ジョージ・アコグニー

出演:ジーン・ハックマン
   モーガン・フリーマン
   トーマス・ジェーン
   モニカ・ベルッチ
   ジャクリーン・デュプレイ
   ルイス・カパレロ

プエルトリコのサンファン。 その夜、サン・セバスチャンのウィンター・フェスティバルで賑わう町では、陽気な歌声やサンバのリズムで溢れていた。 
その頃 税務弁護士でプエルトリコ法曹界の中心人物、
57歳のヘンリー・ハーストは、若く美しい妻シャンタルを伴って チャリティ・パーティーに向かっていた。
そのパーティーで ハーストは募金集めのためのスピーチをすることになっていた。 
しかし 
連続少女レイプ殺人事件の第一発見者であったハーストは 10分の約束で 事情聴取のため 警察署に任意同行を求められた。 
尋問を始める警察署長のベネゼーとオーエンスは ハーストの証言の矛盾点を付き詰めて行く。 
ハーストに対する不審が募る一方で パーティーのスピーチの時間が近づき ハーストは第一容疑者として ベネゼーとオーエンの監視の元に会場に向かった。 
やがて ハーストと妻シャンタルの間の確執も見え初め シャンタル自身もハーストに疑惑の目を向ける。 
そして ついに家宅捜査を許可するシャンタル。 
その結果、ハーストは少女に強い関心を抱いていることが判明。 
窮地に立たされたハーストは ついに告白を始める。 
しかし 結末は意外な方向に向かっていく・・・。

もともとこの話は、フランスのクロード・ミレール監督の手で、1981年に映画化された「レイプ殺人事件」のリメイクです。  
ハーストをミシェル・セロー、ベネゼー署長役をリノ・ヴァンチュラ、シャルタンをロミー・シュナイダーという素晴らしいキャステイングで撮られた作品。 
リノ・バンチュラの渋くて屈強な刑事、 ロミー・シュナイダーのどことなく陰を滲ませる妖艶な若妻ぶり、M・シェローの脆さを孕んだ虚勢の演技など こちらも見応えがあります。 

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アンジェラの灰 特別編アンジェラの灰 特別編
(2001/04/27)
エミリー・ワトソン

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監督:アラン・パーカー 
原作:フランク・マッコート
脚本:ローラ・ジョーンズ 
    アラン・パーカー 
撮影:マイケル・セレシン 
音楽:ジョン・ウィリアムズ 

出演:エミリー・ワトソン、 
    ロバート・カーライル、 
    ジョー・ブリーン
    キアラン・オーウェンズ、
    マイケル・レッグ、
    ロニー・マスターソン

アイルランドの貧しい一家を描いた作品で どれだけ重苦しい作品なんだろうと思って観た割には 何となく清々しささえ残っていて 深く落ち込む事もなく観終えたのは この一家の子供たち 特に長男フランクの力強く、逞しい生き方によるものかもしれません。 
   

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アラモ 特別版アラモ 特別版
(2005/02/16)
デニス・クエイド

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監督:ジョン・リー・ハンコック
脚本:レスリー・ボーエム
   スティーヴン・ギャガン 
   ジョン・リー・ハンコック
撮影:ディーン・セムラー 
   ジョン・オコーナー 
音楽:カーター・バーウェル 
 
出演:デニス・クエイド 
   ビリー・ボブ・ソーントン 
   ジェイソン・パトリック
   ジョルディ・モリャ 
   パトリック・ウィルソン
   エミリオ・エチェバリア 
   レオン・リッピー 



テキサスがアメリカ合衆国の州になる前、メキシコのサンタアナ将軍の圧制に苦しむテキサス州議会が独立を掛けて戦った史実。

今回の「アラモ」は ジョン・ウェイン監督主演のオリジナルと比べると より史実に沿っているようです。
オリジナルが好きで何度か観ていますが やはりジョン・ウェイン監督は この歴史的史実をかなりドラマティックに描いていたんだなぁ〜と思いました。

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アララトの聖母アララトの聖母
(2004/05/21)
デヴィッド・アルペイ

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監督: アトム・エゴヤン 
製作: アトム・エゴヤン 
    ロバート・ラントス 
脚本: アトム・エゴヤン 
撮影: ポール・サロッシー 
音楽: マイケル・ダナ 
 
出演: デヴィッド・アルペイ 
    シャルル・アズナヴール 
    アルシネ・カンジアン 
    マリ=ジョゼ・クローズ 
    イライアス・コティーズ 
    ブルース・グリーンウッド 
    クリストファー・プラマー 
    エリック・ボゴシアン 
    ブレント・カーヴァー 

新作の映画を撮影するため、アルメニア人の映画監督エドワード・サロヤンはカナダの空港に降り立った。
彼は 自分のルーツでもあるアルメニアで 1915年に起きたとされる トルコによるアルメニア人の大量虐殺の史実を 当時現地で宣教師として滞在していたアメリカ人アッシャーの著作に基に 映画を製作しようとしていた。
この映画を製作するに当たって、この虐殺で母親を亡くした画家アーシル・ゴーキーの研究家のアニ、そして息子のラフィ、また彼女の義理の娘であるシリア、そして この映画をきっかけに自分のルーツを求めてアララトに旅立ったラフィが空港で深く関わる事になる税関のデヴィッドとその息子、映画のキャストたちが複雑な人間関係を展開しながら それぞれのアイデンティティーを模索し、絆を確かめあう。

公式サイトのBBSをたまたま訪れて愕然。。。
この作品が イデオロギー的な波紋を広げる内容を含んでいる事を改めて知ることとなり とても私がコメント出来るような話では無いなぁ〜と思いました。
ただ、このアルメニア人の虐殺が史実として世界に認知されていない事や、トルコ政府が その虐殺を認めていない事に対する アトム・エゴヤン監督の特別な想いは その映像から 十分に伝わってきました。

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愛の落日愛の落日
(2005/01/28)
マイケル・ケイン

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監督:フィリップ・ノイス 
原作:グレアム・グリーン
脚本:クリストファー・ハンプトン 
    ロバート・シェンカン 
撮影:クリストファー・ドイル
音楽:クレイグ・アームストロング
 
出演:マイケル・ケイン 
    ブレンダン・フレイザー 
    ドー・ハイ・イエン フォング
    レイド・セルベッジア 
    ツィ・マー 
    ロバート・スタントン 
    ホームズ・オズボーン

1952年、フランス占領下のベトナム。
独立解放軍と政府軍の抗争が激化するサイゴンに 一人の初老の英国人紳士がいた。
彼は英国新聞の特派員記者ファウラー、特派員の仕事をしながら この地と愛人の若く美しいベトナム人女性フォングとの生活を心から愛していた。
ある日ファウラーは、アメリカからやって来た援助団体の青年・パイルと知り合う。
落ち着いた物腰で紳士的な青年パイルに好感を抱いたファウラーだったが パイルはフォングに会うなり 一目で恋に落ちる。
フォングに対して積極的にアプローチするパイルに 嫉妬と友情との複雑な思いを抱くファウラー。
そんな中、抗争の激しい北部の取材に出かけたファウラーは パイルによって危機を救われるが・・・。

寛容で思慮深き初老の男の中に 深く渦巻く激情にも似た嫉妬心。
マイケル・ケイン演じるファウラーの瞳の奥に 狂おしく妖しげな炎が綿々と静かに燃えています。
まさに大人の男の秘めた激情が 終盤近き人生の中で”愛の落日”として描かれた作品。
このタイトルはファウラーに捧げるべきタイトルでしょうか・・
ファウラー、フォング、パイルの三角関係と言える展開ですが 一貫してファウラーの内面を覆う苦悩のレンズを通して観る印象です。

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監督:モーリス・ピアラ 
脚本:アルレット・ラングマン 
   モーリス・ピアラ 
撮影:ジャック・ロワズルー
音楽:ヘンリー・パーセル
 
出演:サンドリーヌ・ボネール 
   ドミニク・ベアネール



1983年、この年のセザール賞の作品賞と ボネールが新人賞を受賞した作品です。

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