
監督:シェカール・カプール
脚本:ウィリアム・ニコルソン
マイケル・ハースト
撮影:レミ・アデファラシン
音楽:クレイグ・アームストロング
アル・ラーマン
出演:ケイト・ブランシェット
ジェフリー・ラッシュ
クライヴ・オーウェン
リス・エヴァンス
ジョルディ・モリャ
アビー・コーニッシュ
サマンサ・モートン
1585年、イングランド。
エリザベス1世は国教をプロテスタントで統一しようとしたが 未だ彼女に反撥するカソリック信者も多く、様々な謀略が渦巻いていた。
そして従姉妹のスコットランド女王メアリーが謀反を企んだとして処刑された事をキッカケに カソリックをヨーロッパ全土に広めようと画策するスペイン国王フェリペ2世は1万人規模の無敵艦隊でイングランドに攻め入ろうとしていた・・。
1999年に公開された『エリザベス』の後日談で、自らの恋も捨て、女である事も投げ打ってイングランド統一のためにその身を捧げたエリザベスがパワーアップして返って来た感じ!?
監督も前作と同じくシェカール・カプール、主演も同じくケイト・ブランシェット。
ケイト=エリザベス1世そのものと云わんばかりの成り切り演技で 今年もアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされました。
でも、やはり前作のインパクトが割りと大きかったので 今回はどうしても二番煎じの感が拭えない気がして、今ひとつ盛り上がりに欠けちゃったかなぁ〜。
スペインの無敵艦隊との海洋戦は全く迫力なしっ!
印象に残ったのは、神経質そうなスペインのフェリペ二世とメアリー女王の処刑とエリザベスのカツラかなぁ・・汗
あとは、馬が泳いでいたこと・・(なんのこっちゃ)

公式サイト
監督:ティム・バートン
原作:スティーヴン・ソンドハイム
ヒュー・ウィーラー
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
作詞作曲:スティーヴン・ソンドハイム
出演:ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アラン・リックマン
ティモシー・スポール
サシャ・バロン・コーエン
エド・サンダース
ジェイミー・キャンベル・バウアー
ローラ・ミシェル・ケリー
ジェイン・ワイズナー
19世紀のロンドン。
理髪師のベンジャミンは美しい妻と生まれたばかりの可愛い娘と共に幸せに暮らしていた。
そんなある日、ベンジャミンは彼の妻に一目惚れした判事のタービンの画策で無実の罪を着せられ、流刑に処されてしまった。
15年後、ロンドンに戻ったベンジャミンは女主人が営むパイ屋の2Fで理髪店を再開し、妻と娘を奪われた怒りを胸にスウィーニー・トッドと名前を変え、ターピン判事への復讐を始める。
ティム・バートン&ジョニー・デップ。
今からかれこれ17,8年前、手がハサミの人造人間シザー・ハンズが 今度は白塗りのメイクは同じだけれど ハサミを切れ味鋭い髭剃り用ナイフに代えてジョニーが戻って来ました・・。
シザー・ハンズはヘアーや植木を猛スピードでちょきちょきカットしていましたが 今回演じた復讐心の塊スウィーニー・トッドは血しぶきを飛ばしまくってノドを掻き切る掻き切る!!
いったい何人の首をカットしたのかしら・・、あははは(凍)
ミュージカル仕立ての作品ですから、ジョニーは歌いながら血しぶき飛ばすなんて稀有な演技を見事に演じてのけました。
ううぅ・・、でもこれがまた絵になるんだなぁ〜〜。
変幻自在とはジョニーの為の最上級の誉め言葉・・、この映画を観て、ますますその感を強くしたのでした。
![]() | リストランテの夜 トニー・シャルーブ.スタンレー・トゥッチ.マーク・アンソニー.イザベラ・ロッセリーニ.イアン・ホルム.ミニー・ドライバー (2007/11/22) パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン この商品の詳細を見る |
監督:スタンリー・トゥッチ
キャンベル・スコット
脚本:ジョセフ・トロピアーノ
スタンリー・トゥッチ
撮影:ケン・ケルシュ
音楽:ゲイリー・デミシェル
出演:スタンリー・トゥッチ
キャンベル・スコット
トニー・シャルーブ
イアン・ホルム
ミニー・ドライヴァー
イザベラ・ロッセリーニ
イタリア移民のプリモとセコンドの兄弟は、ニュージャージーの田舎町で[パラダイス]というイタリアン・レストランを経営している。
コックとしは天才肌の兄プリモは自分のこだわりの味に自負があるが、店の経理を担当する弟セコンドは そんな兄を尊敬しているものの、もう少しアメリカ人受けする柔軟なメニューをと兄に迫るが 絶対にポリシーを曲げないプリモ。
お陰で 店はいつも開店休業状態だった。
そんなある日、近所のライバル店のオーナーからスペシャルゲストを紹介されて、BIG・NIGHTを開催することに。
これがラスト・チャンスと腹を括ったセコンドは 貯金をはたいて豪華なディナー・パーティーを開催するのだった・・。
美味しい料理に美味しいお酒、楽しい会話にダンスに温かいキス・・。
レストランを舞台にした人情悲喜こもごもに、スパイシーな香りも加わって、味わい深い作品でした。
スタンリー・トゥッチとキャンベル・スコットの二人が監督&脚本で、あちこちの賞で評価された作品だったなんて・・、二人のファンとしては迂闊にも知りませんでした、トゥッチ、最高! キャンベル、素敵!
![]() | 今宵、フィッツジェラルド劇場で ロバート・アルトマン (2007/07/27) 東宝 この商品の詳細を見る |
監督:ロバート・アルトマン
脚本:ギャリソン・キーラー
撮影:エド・ラックマン
音楽:リチャード・ドウォースキー
出演:メリル・ストリープ
リリー・トムリン
ギャリソン・キーラー
ケヴィン・クライン ガ
リンジー・ローハン ロ
ヴァージニア・マドセン
ジョン・C・ライリー レ
マーヤ・ルドルフ
ウディ・ハレルソン
トミー・リー・ジョーンズ
L・Q・ジョーンズ
ロビン・ウィリアムズ
30年の歴史に幕を降ろすフィッシュジェラルド劇場での観客を前にした最後のラジオ生放送の日。
その最後の一日のキャストや裏方の人々の様子を描いたアルトマン得意の群像劇。
番組の名物司会者ギャリソン・キーラーの巧みな番組進行の合間に、様々な人々の人間模様が繰り広げられる中、番組の保安係ガイはステージや楽屋の至る所で見慣れない白いコートの謎の美女を見掛けるのだった・・。
アルトマン監督の遺作となった作品です。
ここで繰り広げられるラジオの公開生放送に興味津々でした。
作品の中で 番組の名物司会者を演じるギャリソン・キーラー自らが脚本を書いたそうで、彼の手馴れた番組進行や熟練のエンターティナーぶりに見入り、聴き入り、自分もその会場に居るような錯覚に陥るほど楽しいものでした。
![]() | カラヴァッジオ (2001/02/26) ナイジェル・テリー、ショーン・ビーン 他 商品詳細を見る |
監督:デレク・ジャーマン
脚本:デレク・ジャーマン
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
音楽:サイモン・フィッシャー・ターナー
出演:ナイジェル・テリー
ショーン・ビーン
デクスター・フレッチャー
スペンサー・レイ
ティルダ・スウィントン
ロビー・コルトレーン
ナイジェル・ダヴェンポート
画家ミケランジェロ・カラヴァッジオは 今まさに40年の生涯を終えようとしている。
貧困の少年時代、枢機卿に絵の才能を買われて 彼の庇護のもとで絵画に精進した。
そして、ついにローマの聖ルイ・フランス教会から公式の作品依頼を受けるまでに成長したカラヴァッジオ。
ある日カラヴァッジオは 二人の美しい男女ラヌッチオとレナに出逢い、二人をモデルに精力的に描き続けた。
そして3人の男女の微妙な関係は続いた。
そんな関係が続いたある日、レナは法皇の甥に見初められて 二人のもとを去ろうとしていた。
そしてレナは何者かに殺されてしまった。
容疑者として逮捕されたのはラヌッチオだったが 彼を釈放するためにカラヴァッジオは奔走する。
ようやく釈放されたラヌッチオは 何とレナを殺したのは自分だと告白する。
逆上したカラヴァッジオは ラヌッチオの胸を鋭く突き刺していた・・・。
デレク・ジャーマン監督作品は、私にはとても難解な印象があり、敬遠していました。
以前、「ウォー・レクイエム」に挑戦して挫折、今回も「カラヴァッジオ」と同時に再度挑戦しましたが やはりダメでした・・・(^^;)
映像だけでも とても訴えるものを持った作品作りをされる監督だと思いますが どうしてもあの重さ、暗さ、喘ぐ様な空気を長時間に渡って見守り続けるのは 根性無しの私には苦しいです。
![]() | ボルベール<帰郷>コレクターズ・エディション ヨアンナ・コバ、ロラ・ドゥエニャス 他 (2008/01/01) ギャガ・コミュニケーションズ この商品の詳細を見る |
監督:ペドロ・アルモドバル
脚本:ペドロ・アルモドバル
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:ペネロペ・クルス
カルメン・マウラ
ロラ・ドゥエニャス
ブランカ・ポルティージョ
ヨアンナ・コボ
チュス・ランプレアベ
アントニオ・デ・ラ・トレ
失業中の夫に代わり、一家を支えるライムンダ。
ある日、ライムンダの留守中、夫が15歳の娘パウラに手を出そうとして逆にパウラに刺殺されてしまった。
故郷のラ・マンチャでは ライムンダを大切に育ててくれた伯母が急死し、葬儀が行われた。
そこで、参列したライムンダの姉ソーレは、死んだはずの母イレネの幽霊と遭遇する。
実は近所でもそんな噂が絶えなかったのだが・・。
なんでしょっ、この映画!?
内容はいろいろとハードなのに、どこかで「ママ〜ン」と甘えたくなるような温さ(ぬるさ)が心地よく、おまけに切なくて切なくて泣けてしまう・・。
もぉぉ、タイトルがいいですよ、「ボルベール:帰郷」だなんて郷愁を誘われっぱなしです。
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」に続くアルモドバル監督の女性賛歌三部作の最終章だそうです。
前2作とも とても好きな作品ですが いずれもアルモドバル監督の複雑な心境を読み取る作業に苦しみ抜いて感想を書いた程(大袈裟じゃないです・・)悩める作品でした。
が、最後に来て、この作品では素直に&無条件に居心地の良い母性愛の中で童心に戻って甘えたくなるような郷愁を感じ、今度こそようやく素直に泣けた・・、そんな感じです。
監督:フランソワ・ジラール
原作:アレッサンドロ・バリッコ 『絹』(白水社刊)
脚本:フランソワ・ジラール
マイケル・ゴールディング
撮影:アラン・ドスティエ
音楽:坂本龍一
出演:マイケル・ピット
キーラ・ナイトレイ
役所広司
芦名星
中谷美紀
アルフレッド・モリナ
國村隼
本郷奏多
ケネス・ウェルシュ
マーク・レンドール
カラム・キース・レニー
19世紀、フランスの山間の小さな村。
戦地から戻った青年エルヴェは美しい女性エレーヌと恋に落ち、結婚した。
しかし村では、エルヴェがアフリカで買い付けて来た蚕に疫病が蔓延し 製糸業を営むヴァルダヴューからの依頼で 村の製糸工場を救うため、遥か遠い鎖国下の日本まで蚕の卵の買い付けのため、エルヴェを残し一人旅立った。
そしてその地で、エレヴェは絹のように美しい肌を持つ女性と運命的な出会いを果たす・・。
エルヴェの長い旅の行程を映し出す雄大かつ過酷なシーンも数々あるものの、登場人物の各々のうちに秘めた想いが静けさの中で息を潜めながら ずっと「その時」を待続けていたラストが深い余韻を残す作品でした。



