レミングレミング
(2008/02/22)
シャルロット・ゲンスブール、シャーロット・ランプリング 他

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監督:ドミニク・モル
脚本:ジル・マルシャン
   ドミニク・モル
撮影:ジャン=マルク・ファブル
音楽:デヴィッド・ホイッテカー

出演:シャルロット・ゲンズブール
   シャーロット・ランプリング
   ローラン・リュカ
   アンドレ・デュソリエ

仕事も家庭も順調で、美しい妻ベネディクトと閑静な住宅街に暮らすエンジニアのアランだったが、ある晩、彼に目を掛けてくれている上司リシャールとその妻アリスをディナーに招待したことから 全てが狂い出す・・。


内容がどうであれ、このキャストだけで観てしまえる予感がして 手に取った作品でしたが この不思議な怪しさ(妖しさ)に、予想外に興奮させられ、今もその余韻の中で「?マーク」に惑わされています。
おまけに 監督はあの「ハリー、見知らぬ友人」で逃げ場の無い執拗で濃くておぞましい恐怖を描いたドミニク・モルです。
カンヌ映画祭のオープニング作品にもなったという、なるほど、この怖さは普通ではありません・・。
何が怪しい&妖しいって、ダントツはシャーロット・ランプリング演じるアリスです。

アンドレ・デュソリエ演じる夫リシャールの浮気癖に悩まされ、まるで精神を病んでいるように見えます。

何しろ、初めて招待されたアランとベネディクト夫妻のディナーに遅れてくるわ、テーブルに付くと 今度はいきなりアランたちを挑発するような暴言を吐くわ、こんな不躾でワケワカメなゲスト、そうは居ません!(苦笑)

そうそう、その前にアランたちが住む素敵な新居でのある出来事・・。

ディナーに備えて食事の準備をするベネディクトは 流しが詰まっていることに気付き、アランに修理を頼みます。

そして、夜中にふっと目覚めたアランはキッチンに行き、流しの下のパイプを外します。

そこに詰まっていたものは・・、何と北欧にしか生息しない「レミング」という小動物、というかネズミじゃないですかぁ〜〜(嫌&怖)

で、何で夜中に修理するの??
確かに昼間、直そうとした時にペンチが壊れたのは知ってるけど 何も夜中に修理しなくてもよくない??

この時点で、もう怯える私・・トホ

その上、そのレミングとやらの小動物は当然死んでいるハズでしょう?! 何で生き返るの!? それも徐々に徐々に、変でしょ!?(←誰かに苦情を言いたいらしい)

とりあえず、ベネディクトがそのレミングに怯えていないところが さすがシャルロットというか、そんなところで感心している私もどうかと思うのですが・・( ▽|||)

その後、アランとリシャールの職場に現れたアリスは 何とアランを誘惑します。
その誘惑に必死で堪えるアラン。

そして次にアリスは 自宅に居るベネディクトを訪れ、気分が悪いからとゲストルームで休養と取らせてもらううち、何とピストル自殺をしてしまう!!

もぉぉ、何なのよーー!この展開! しかし、こんなのは序の口でした。

ここからはアランの不幸は加速します、謎だらけのままに・・。

アリスの死後、アランとリシャールが出掛けた先で アランは留守番をしているベネディクトにTELをしたところ、彼女の様子が変であることに気付き、急ぎ自宅に戻ります。

そこにはいつも通りベッドで眠る妻。
しかし ヘンな物音でキッチンに行ってみると 無数のレミングがうじゃうじゃ!!!ぎゃあ==!(←私の悲鳴・汗)

アランも腰を抜かして左腕骨折の重傷です。

が・・、これがどうやらアランの夢だったようなのです。
アランは帰宅途中に交通事故を起こし、気を失っている間にレミングの夢を見たらしい。

病院のベッドに寄り添うベネディクトに説明を受けたアランですが 何となくピンと来ていない様子、私も同じ気分です。

その時、見舞いに来たリシャールとベネディクトの様子が やけに親しげで アランも私も何となく不愉快な気分、というか 何か取り残されたような気分です。(←すっかりアランに同化している私)

そしてアランの傷も癒えた頃、二人はリシャールの厚意で彼の別荘に静養に訪れます。

そこで アリスに誘惑された時のことをベネディクトに静かに、けれど激しく執拗に追求されるアランですが ここでもベネディクトは 何故か知るはずのないアリスの「言葉」を口にしているのが不思議で怖い・・。

気が付くと その別荘にたった一人取り残されたアランは やっとの思いで自宅に辿り着きます。

そんな彼を待ち受けていたのは やはりリシャールとベネディクトの不倫!!

あぁ、どうなってるの!?

まるでベネディクトにアリスの魂が乗り移ったようで そんな彼女の言動に翻弄されるアランが憐れで憐れで・・。(苦笑)

更に事態は どんどん過激な方向に向かいます。

なのにラストの何気ない二人の日常は とても素敵!?(笑)

面白いわ〜、本当に久しぶりに振幅の激しいフランス産心理スリラーを堪能しました。

レミングなんて可愛い名前のネズミの大群には参ったけど あそこで鑑賞を諦めなくて良かったぁ〜(笑)

アラン役のローラン・リュカは「ハリー・・」で翻弄される友人だった人、今回もバッチリ翻弄されています。

デュソリエさん、相変わらず素敵ですが 今回全裸を披露しています、いやん〜(苦笑)

ベネディクト役のシャルロットは、何歳になったのかしら?
いつまでも少女のような可愛さで魅力的ですね。
彼女、レミングを平気で手づかみしていますが 私には出来ません!って、そんなことどうでもいいですね。

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

 

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コメント

あっづいですねぇ〜〜

tsurubaraさん、こんにちは〜(^^ゞ)
こちらはまだ梅雨明けしていないのですが 今日もお日様がカンカン照りです。
多分、夕方には雷雨の予定です、怖いで〜〜す(笑)

「レミング」観て下さってありがとうございました!!
>>終わり方も、一応普通で平穏なハズなのに、どこか異常な雰囲気が漂ってて印象的でした。
う〜〜ん、本当におっしゃる通りです〜。
そこに至るまでのあれやこれやは いったい何なの? というか、どっちが現実なの? と未だに訳分りません。
本当に不思議で不気味な映画でした・・。

で、tsurubaraさん〜、ウジャウジャ・レミちゃんが可愛いって・・(^^;)(^^;)(^^;)
じゃ、「ハムナプトラ」のウジャウジャ・虫?も 昔、ネズミがウジャウジャ出て来た映画(タイトル忘れました)も可愛いとか??
ひぇぇぇ・・、気絶〜o( _ _ )o〜†パタッ

見ましたよ〜

ずっとクエスチョンマークの残る作品でしたね。
シャーロット様の怖さは想像以上でした・・と言うか、人んちで**なんかすな〜!(笑)
終わり方も、一応普通で平穏なハズなのに、どこか異常な雰囲気が漂ってて印象的でした。
あ、でも、レミングがウジャウジャ〜の所は、私は可愛い〜♪とか思っちゃって・・
これも異常?!(^^;

未だにワケワカメ(^^;)

ゆーこぽん♪ こんばんはw
観て下さったのね、うれしいーーー!!(ハグっ!)
ゆーこぽん♪なら きっと楽しんでもらえると信じていました、よかったぁ〜(笑)

なるほど、ヒッチコックの「鳥」へのオマージュね、そうだったのね。
「鳥」もとてつもなく怖い映画だったけど 不気味さで言ったら「レミング」の方が上かなぁ?どうかなぁ?
いずれにしても どっちも余り好きじゃないです(笑)

妄想説もね、全く確証が無いし、逆に訳の分らない展開だから 彼の妄想にすがりたい気分なのよね。
きっと監督も 好きに解釈して楽しんでね!って感じで作っているような気がして仕方ないです。
ついでに 観客が悩む様子を楽しんでいたりして?(笑)
「ハリー見知らぬ・・」の時も、あの主人公の不可解な行動を理解しろって言う方が無理ですよね。

ランプリングさん、あの絵では若い頃を髣髴とさせて綺麗だけど 実写版の彼女は怖いですね・・。
夫の浮気が原因?で精神を病んでしまったと単純に思っていいのかどうかさえも分らないし、シャルロットの行動と結びつけて考えていいのかどうかも分らないし、結局、やはり妄想で片付けたくなっちゃうのよね。
これ、思考の限界ってやつです(苦笑)

でも本当に面白かった・・、一緒に「?&面白い」を共有出来てうれしいです。
観てくれてありがとう〜〜(^^ゞ)

妄想だったの?(^^ゞ

カポっち〜♪ (*゚▽゚)/Bonjour♪

いや〜、面白かったです。
お薦め本当にありがとうございました。

↓にアランの妄想って話も出てるけど(笑)、そうだったとしたら、あんな無礼な上司の妻に興味を持つ(=誘惑されることを望む)アランも痛いわね(≧▽≦)

何故レミングなの?と思って調べていたら、ドミニク・モルってヒッチ・コックが好きで、『鳥』へのオマージュとか?
でも、だから何故レミングなの?だけど(≧▽≦)

いや〜。
しかしランプリングさん、凄かったですねぇ。
絵を見る限り、元々は愛し合う夫婦だったからこそ、夫への憎悪も強かったんでしょうけど、死んで尚、乗り移ってでも祟ってでも苦しめたかったって事かしら?

それなら自殺に見せかけて夫を殺して、のうのうと生きていけばいいのにね?
じゃ、やっぱりアリスが乗り移ったわけではないのかしら?

やっぱり?????な作品ですねぇ。

でも面白かったです。

レミちゃんは・・

瞳さ〜ん、ご覧になったんですね、うれしいです!!
誰かと語りたくて語りたくて・・(笑)
やっぱり、訳の分らない怖さって 後を引きますよね〜〜〜

そうそう、あのゲストルームの血痕ね、私も残っていたシーンを観た時に「なんで?」と不思議に思いましたよ。
あれも何か意味があるのかもしれませんね。
第一、ベネディクトが全然怖がっていない様子がオカシイですよね。
私だったら、気絶するし、速攻引っ越しますよ(笑)

レミちゃんの説明をラストで聞いて、なぁ〜んだ、あれは左程意味がないと思ったら ちょっと安心するやら軽い疲労感がありましたけど(笑)

>>どこからどこまでが現実か、それとも・・、
そうですね、案外最初の方からアランの被害妄想だったり・・、考えれば考えるほど不思議で怖い映画ですよ〜
でも、面白かったです!
ランプリングさんのあの顔が 未だに頭から離れません〜〜(泣)

分からないけど・・怖い〜!

カポさん、観ましたよ〜!!
なんでしょう、このわけの分からない怖さは〜〜!
ランプリング・・目が怖すぎ〜(苦笑)見つめられると固まっちゃいますよね、確かに。
すっかりアランに同化!!うんうん!私もそうでした!!なに?どうして?なぜ?いつのまに〜〜!!と思いつつ、なんだか腹が立ってくるし(笑)

なんで・・いつまでも血痕残しておくんだ〜!とかも思うし。
どんどん過激な展開になりましたね。
そして説明はないまま・・あのラスト・・。アランの水遣りシャワーもどこか不気味〜(笑)レミちゃんの説明はありましたけどね〜。

どこからどこまでが現実か、それとも・・、いろんな風に頭がぐるぐる回っちゃう〜。でもそういうのを楽しむ?怖がる?作品なのかも〜。
とにかく、不思議で、怖〜い、映画でしたね。

未だに・・

tsurubaraさん、こんばんはw
私、未だに「なんじゃこりゃこりゃ?」の状態を楽しんでいます〜♪
tsurubaraさんもおっしゃっていましたが ポスターのランプリングの目が怖いでしょう?
その通り、作品中の彼女も本当に怖いです、ビビリ度200%です!
レミちゃんと良い勝負していますので 是非検証してみて下さい。
あれこれ、謎を語り合いですよ〜〜
あぁ、口がムズムズする・・、く・くるしい・・(苦笑)
tsurubaraさん、早く観て下さーーーい(^^;)

ちょっとだけ・・

カポさん、こんにちは!
未見なので、最初の粗筋だけ拝見しましたが、
シャーロット・ランプリング様は上司夫人なのですね〜。
それだけで、とっくに充分恐いわ!!(^^;
あっ・・今、↑の”レミングを平気で手づかみ”って文章も目に入ってしまった!
うわあ〜・・一体どうなってるんでしょう?面白そう〜早く見たいです!

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