アンダー・サスピションアンダー・サスピション
(2003/10/03)
ジーン・ハックマン

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監督:スティーヴン・ホプキンス
脚本:トム・プロヴォスト他
原作:ジョン・ウェインライ
撮影:ピーター・レヴィ
美術:セシリア・モンテル
音楽:ジョージ・アコグニー

出演:ジーン・ハックマン
   モーガン・フリーマン
   トーマス・ジェーン
   モニカ・ベルッチ
   ジャクリーン・デュプレイ
   ルイス・カパレロ

プエルトリコのサンファン。 その夜、サン・セバスチャンのウィンター・フェスティバルで賑わう町では、陽気な歌声やサンバのリズムで溢れていた。 
その頃 税務弁護士でプエルトリコ法曹界の中心人物、
57歳のヘンリー・ハーストは、若く美しい妻シャンタルを伴って チャリティ・パーティーに向かっていた。
そのパーティーで ハーストは募金集めのためのスピーチをすることになっていた。 
しかし 
連続少女レイプ殺人事件の第一発見者であったハーストは 10分の約束で 事情聴取のため 警察署に任意同行を求められた。 
尋問を始める警察署長のベネゼーとオーエンスは ハーストの証言の矛盾点を付き詰めて行く。 
ハーストに対する不審が募る一方で パーティーのスピーチの時間が近づき ハーストは第一容疑者として ベネゼーとオーエンの監視の元に会場に向かった。 
やがて ハーストと妻シャンタルの間の確執も見え初め シャンタル自身もハーストに疑惑の目を向ける。 
そして ついに家宅捜査を許可するシャンタル。 
その結果、ハーストは少女に強い関心を抱いていることが判明。 
窮地に立たされたハーストは ついに告白を始める。 
しかし 結末は意外な方向に向かっていく・・・。

もともとこの話は、フランスのクロード・ミレール監督の手で、1981年に映画化された「レイプ殺人事件」のリメイクです。  
ハーストをミシェル・セロー、ベネゼー署長役をリノ・ヴァンチュラ、シャルタンをロミー・シュナイダーという素晴らしいキャステイングで撮られた作品。 
リノ・バンチュラの渋くて屈強な刑事、 ロミー・シュナイダーのどことなく陰を滲ませる妖艶な若妻ぶり、M・シェローの脆さを孕んだ虚勢の演技など こちらも見応えがあります。 

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アンジェラの灰 特別編アンジェラの灰 特別編
(2001/04/27)
エミリー・ワトソン

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監督:アラン・パーカー 
原作:フランク・マッコート
脚本:ローラ・ジョーンズ 
    アラン・パーカー 
撮影:マイケル・セレシン 
音楽:ジョン・ウィリアムズ 

出演:エミリー・ワトソン、 
    ロバート・カーライル、 
    ジョー・ブリーン
    キアラン・オーウェンズ、
    マイケル・レッグ、
    ロニー・マスターソン

アイルランドの貧しい一家を描いた作品で どれだけ重苦しい作品なんだろうと思って観た割には 何となく清々しささえ残っていて 深く落ち込む事もなく観終えたのは この一家の子供たち 特に長男フランクの力強く、逞しい生き方によるものかもしれません。 
   

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アラモ 特別版アラモ 特別版
(2005/02/16)
デニス・クエイド

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監督:ジョン・リー・ハンコック
脚本:レスリー・ボーエム
   スティーヴン・ギャガン 
   ジョン・リー・ハンコック
撮影:ディーン・セムラー 
   ジョン・オコーナー 
音楽:カーター・バーウェル 
 
出演:デニス・クエイド 
   ビリー・ボブ・ソーントン 
   ジェイソン・パトリック
   ジョルディ・モリャ 
   パトリック・ウィルソン
   エミリオ・エチェバリア 
   レオン・リッピー 



テキサスがアメリカ合衆国の州になる前、メキシコのサンタアナ将軍の圧制に苦しむテキサス州議会が独立を掛けて戦った史実。

今回の「アラモ」は ジョン・ウェイン監督主演のオリジナルと比べると より史実に沿っているようです。
オリジナルが好きで何度か観ていますが やはりジョン・ウェイン監督は この歴史的史実をかなりドラマティックに描いていたんだなぁ〜と思いました。

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アララトの聖母アララトの聖母
(2004/05/21)
デヴィッド・アルペイ

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監督: アトム・エゴヤン 
製作: アトム・エゴヤン 
    ロバート・ラントス 
脚本: アトム・エゴヤン 
撮影: ポール・サロッシー 
音楽: マイケル・ダナ 
 
出演: デヴィッド・アルペイ 
    シャルル・アズナヴール 
    アルシネ・カンジアン 
    マリ=ジョゼ・クローズ 
    イライアス・コティーズ 
    ブルース・グリーンウッド 
    クリストファー・プラマー 
    エリック・ボゴシアン 
    ブレント・カーヴァー 

新作の映画を撮影するため、アルメニア人の映画監督エドワード・サロヤンはカナダの空港に降り立った。
彼は 自分のルーツでもあるアルメニアで 1915年に起きたとされる トルコによるアルメニア人の大量虐殺の史実を 当時現地で宣教師として滞在していたアメリカ人アッシャーの著作に基に 映画を製作しようとしていた。
この映画を製作するに当たって、この虐殺で母親を亡くした画家アーシル・ゴーキーの研究家のアニ、そして息子のラフィ、また彼女の義理の娘であるシリア、そして この映画をきっかけに自分のルーツを求めてアララトに旅立ったラフィが空港で深く関わる事になる税関のデヴィッドとその息子、映画のキャストたちが複雑な人間関係を展開しながら それぞれのアイデンティティーを模索し、絆を確かめあう。

公式サイトのBBSをたまたま訪れて愕然。。。
この作品が イデオロギー的な波紋を広げる内容を含んでいる事を改めて知ることとなり とても私がコメント出来るような話では無いなぁ〜と思いました。
ただ、このアルメニア人の虐殺が史実として世界に認知されていない事や、トルコ政府が その虐殺を認めていない事に対する アトム・エゴヤン監督の特別な想いは その映像から 十分に伝わってきました。

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愛の落日愛の落日
(2005/01/28)
マイケル・ケイン

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監督:フィリップ・ノイス 
原作:グレアム・グリーン
脚本:クリストファー・ハンプトン 
    ロバート・シェンカン 
撮影:クリストファー・ドイル
音楽:クレイグ・アームストロング
 
出演:マイケル・ケイン 
    ブレンダン・フレイザー 
    ドー・ハイ・イエン フォング
    レイド・セルベッジア 
    ツィ・マー 
    ロバート・スタントン 
    ホームズ・オズボーン

1952年、フランス占領下のベトナム。
独立解放軍と政府軍の抗争が激化するサイゴンに 一人の初老の英国人紳士がいた。
彼は英国新聞の特派員記者ファウラー、特派員の仕事をしながら この地と愛人の若く美しいベトナム人女性フォングとの生活を心から愛していた。
ある日ファウラーは、アメリカからやって来た援助団体の青年・パイルと知り合う。
落ち着いた物腰で紳士的な青年パイルに好感を抱いたファウラーだったが パイルはフォングに会うなり 一目で恋に落ちる。
フォングに対して積極的にアプローチするパイルに 嫉妬と友情との複雑な思いを抱くファウラー。
そんな中、抗争の激しい北部の取材に出かけたファウラーは パイルによって危機を救われるが・・・。

寛容で思慮深き初老の男の中に 深く渦巻く激情にも似た嫉妬心。
マイケル・ケイン演じるファウラーの瞳の奥に 狂おしく妖しげな炎が綿々と静かに燃えています。
まさに大人の男の秘めた激情が 終盤近き人生の中で”愛の落日”として描かれた作品。
このタイトルはファウラーに捧げるべきタイトルでしょうか・・
ファウラー、フォング、パイルの三角関係と言える展開ですが 一貫してファウラーの内面を覆う苦悩のレンズを通して観る印象です。

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監督:モーリス・ピアラ 
脚本:アルレット・ラングマン 
   モーリス・ピアラ 
撮影:ジャック・ロワズルー
音楽:ヘンリー・パーセル
 
出演:サンドリーヌ・ボネール 
   ドミニク・ベアネール



1983年、この年のセザール賞の作品賞と ボネールが新人賞を受賞した作品です。

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あるスキャンダルの覚え書き あるスキャンダルの覚え書き
ジュディ・デンチ (2007/11/02)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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監督:リチャード・エアー
原作:ゾーイ・ヘラー
『あるスキャンダルについての覚え書き』
(ランダムハウス講談社)
脚本:パトリック・マーバー
撮影:クリス・メンゲス
音楽:フィリップ・グラス

出演:ジュディ・デンチ
    ケイト・ブランシェット
    ビル・ナイ
    アンドリュー・シンプソン


ロンドン郊外の中等学校で歴史を教えるベテラン教師バーバラは新任の美しい美術教師シーバに興味を抱く。
厳格で同僚や教え子からも疎まれ、家族もなく、愛猫との孤独な生活を送るバーバラは その日からシーバを鋭く観察し、彼女に上手く近付き、その様子を日記に綴った。
そしてある日、シーバと教え子との秘密を知ったバーバラは それを利用しシーバに対して優位な立場に立とうとする・・。


久しぶりに「おぞましい・・」という言葉が思わず口をついて出てしまった作品です。
バーバラを演じたジュディ・デンチ様の真に迫った怪演とでも言いましょうか、本当に怖いよ〜〜(笑)
彼女が今まで生きてきた人生って いったい何だったのでしょうねぇ?
そこには友情を育む時間も機会も十二分にあったはずですし、良い意味での自身の成長もあったはず。
なのに 自分の生来のスタンスを変えることも出来ず、友情と言うよりは支配に近い人間関係しか築くことの出来なかった彼女。
歪んでます・・。
そして哀れ過ぎます・・。
ラストシーンも含めて、バーバラだけでなくシーバにも同様の哀しみを観た気がします。


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赤いアモーレ赤いアモーレ
(2005/06/03)
ペネロペ・クルス

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監督:セルジオ・カステリット 
原作:マルガレート・マッツァンティーニ  
    『動かないで』(草思社)
脚本:セルジオ・カステリット
   マルガレート・マッツァンティーニ 
撮影:ジャンフィリッポ・コルティチェッリ
音楽:ルシオ・ゴドイ
 
出演:ペネロペ・クルス 
   セルジオ・カステリット 
   クラウディア・ジェリーニ 
   アンジェラ・フィノチアーノ 
   マルコ・ジャリーニ 
   ピエトロ・デ・シ
   エレナ・ペリーノ


【ネタバレしています。ご注意下さい。】

外科医ティモーテオは 今、最愛の娘を交通事故で失うかもしれない危機に見舞われている。
そんな彼の目に浮かんだのは・・、かつて彼が愛した女イタリアの幻だった・・。
15年前、裕福な家庭と才色兼備の妻と 何不自由の無い生活の中で どこか自分の居場所を見出せず、孤独を感じていたティモーテオは ある日、ふとしたことで知り合った貧しく惨めな暮らしをしていた女イタリアと出逢い、強引に関係を結んでしまった。
行きずりの女だったはずのイタリアが忘れられず、逢瀬を重ねるティモーテオとイタリア。
彼は自分の全てを受け入れてくれるイタリアに 生まれて初めて心の安らぎを覚えたのだった。
しかし、そんな二人の幸せは長くは続かなかった・・。
そして今、ティモーテオはイタリアの幻に祈っている、最愛の娘の命を救って欲しいと・・。(公式サイトより抜粋)

赦しの心を描いた作品だと思います。
イタリアという女の存在が ティモーテオにとってはまさに聖母マリアのような懐の深さを感じ、安堵を与えるものだったということ。
そして 見た目には貧しく教養もなく惨めな女として描かれたイタリアが ティモーテオの居る物質的に満たされた環境とは対極にあって 人間の業の部分で 最もインパクトのある負の正義を感じさせる存在なのかなぁ〜とも思えるのです。
そんな設定に 作者のメッセージとしてキリスト教の宗教観を強く感じる作品でもあります。

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piaf-1



監督:オリヴィエ・ダアン
脚本:オリヴィエ・ダアン
   イザベル・ソベルマン
撮影:永田鉄男
音楽:クリストファー・ガニング

出演:マリオン・コティヤール
   シルヴィー・テステュー
   パスカル・グレゴリー
   エマニュエル・セニエ
   ジャン=ポール・ルーヴ
   ジェラール・ドパルデュー
   クロチルド・クロ
   ジャン=ピエール・マルタンス
   カトリーヌ・アレグレ
   マルク・バルベ
   カロリーヌ・シロル

幼かったエディットピアフは、第一次世界大戦の最中、路上で歌って僅かな日銭を稼ぐ母親のもとで暮らしていた。
父親に強引に祖母の娼館に預けられたが、そこでは娼婦たちの愛情をいっぱい受けて幸せな一時期を過ごした。
再び大道芸人の父親に引き取られたが ある日母親譲りの歌声を披露することになったピアフは 拍手喝さいを浴びる。
16歳の頃には自立し、その歌声に魅せられたパリの有名なクラブのオーナーであるルイ・ルブレに認められ、初めて路上から舞台にステージを移し、その才能を開花させていった。
この時、ルイから「La Mome Piaf」(小さな小雀)と名付けられ、そして世界中から愛される歌姫が誕生した。
その後、成功と苦難の中で命をすり減らしながら歌い続けたピアフは数々の名曲を残し、そして去っていった・・。


この映画を観て、すぐにピアフのCDを買い、今も毎日聴いています。
この作品で 彼女の歌に対する想いと それに伴う生き様を観たせいもあり 彼女の歌を聴いているだけで 何故か元気をもらっているような気がしてきます。
自分の才能である「歌う事」に魂を込めて全力を架けることが出来た彼女の人生を羨ましくも思いながら また才能ゆえの苦しみに打ちひしがれる人生に涙を誘われました。
   

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ある日どこかで  (ユニバーサル・セレクション2008年第3弾) 【初回生産限定】 ある日どこかで (ユニバーサル・セレクション2008年第3弾) 【初回生産限定】
クリストファー・リーブ.ジェーン・シーモア.クリストファー・ブラマー.ビル・アーウィン (2008/03/13)
Universal Pictures Japan =dvd=
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監督:ジュノー・シュウォーク 
製作:スティーヴン・ドイッチ 
原作:リチャード・マシスン 
脚本:リチャード・マシスン 
撮影:イシドア・マンコフスキー
音楽:ジョン・バリー J

出演:クリストファー・リーヴ 
   ジェーン・シーモア 
   テレサ・ライト 
   スーザン・フレンチ 
   クリストファー・プラマー 
   ビル・エルウィン 
   ジョージ・ヴォスコヴェック G
   ジョン・アルヴィン


≪ネタバレしています≫

1972年、劇作家志望の学生リチャードは 見知らぬ老婦人から声をかけられた。
彼女は リチャードに金時計を渡し「私のところへ戻って来て」と告げて去っていった。
8年後、劇作家となったリチャードは、懐しいミルフォードのグランド・ホテルを訪れ、その史料展示室に飾られた美しい女性のポートレートに目を奪われた。
その女性はエリーズ・マッケナという 1912年頃の人気女優であることを調べたリチャードは、彼女が 8年前の老婦人であると気付く。
タイムトラベルの可能性を知ったリチャードは 自分に暗示を掛け 数度目にタイムトラベルに成功する。
そして ホテルの静かな湖畔で 憧れのエリーズと出会ったリチャード、そして 彼の出現に驚きと戸惑いを隠せないエリーズ。
しかし、二人の運命の恋は 時を超えて始まろうとしていた。
二人の恋を面白く思わないエリーズのマネージャーにより 一度は別れを強いられたが やはり運命は二人を結びつけた。
束の間の悦びの時間・・・
その時、リチャードは 1972年と刻まれたコインを手にしてしまった。
その瞬間 現実に引き戻されてしまったリチャード。
数日後、リチャードの部屋を訪れた人々は 衰弱し切ったリチャードを発見する。
しかし、そのリチャードの表情は 穏やかな微笑が浮かんで見えた・・。

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