パフューム スタンダード・エディションパフューム スタンダード・エディション
(2007/09/07)
ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン

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監督:トム・ティクヴァ
原作:パトリック・ジュースキント
    『香水 ある人殺しの物語』(文藝春秋刊)
脚本:トム・ティクヴァ
   アンドリュー・バーキン
   ベルント・アイヒンガー
撮影:フランク・グリーベ
美術監督:ウリ・ハニッシュ
音楽:トム・ティクヴァ
   ジョニー・クリメック
   ラインホルト・ハイル
ナレーション:ジョン・ハート

出演:ベン・ウィショー ジャン=バティスト・グルヌイユ
   ダスティン・ホフマン ジュゼッペ・バルディーニ
   アラン・リックマン リシ
   レイチェル・ハード=ウッド ローラ
   アンドレス・エレーラ
   サイモン・チャンドラー
   デヴィッド・コールダー
   カロリーネ・ヘルフルト



18世紀のパリ、悪臭が蔓延する魚市場で産み落とされた赤ん坊はジャン=バティスト・グルヌイユと名付けられ、孤児院で育った。
何キロも先の匂いを嗅ぎ分ける驚異の嗅覚を持つ彼自身には 何故か体臭がなかった。
やがてグルヌイユは、パリの香水調合師バルディーニに弟子入りし、その技術を学ぼうとするが、彼が本当に求める香りは禁断の香りであり、そのために彼がとった行動とは・・。

パトリック・ジュースキントのベストセラー『香水 ある人殺しの物語』をトム・ティクヴァが映画化した作品。
その香りを映し出す映像は 過去の記憶の中を巡って様々な思い出と共に嗅覚を刺激し、私の中にそれらの香りを蘇らせます。
それは悪臭であったり、また芳しい香りであったり、癒される香りであったりたり、興奮する香りでもあったり・・。
が、しかし、グルヌイユの求めた究極の香りだけは どうにも想像が出来ないし、余り想像したいものではありませんでした。(苦笑)

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プリンセス・アンド・ウォリアー プリンセス・アンド・ウォリアー
フランカ・ポテンテ.ベンノ・フユルマン.ヨアヒム・クロール.ラース・ロドルフ.ルドガー・ピストール (2007/09/07)
角川エンタテインメント
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監督:トム・ティクヴァ
脚本:トム・ティクヴァ
撮影:フランク・グリーベ
音楽:ラインホルト・ハイル

出演:フランカ・ポテンテ
    ベンノ・フユルマン
    ヨアヒム・クロール
    ラルス・ルドルフ
    メルキオール・ベスロン
    ルドガー・ピストール
    ジョニー・クリメック


交通事故に遭った看護士シシーは、呼吸が出来ず瀕死の状態だった。
その時、強盗事件を起こし逃走中だったボドに命を助けられる。
その後、シシーは病院に運ばれポドは姿を消した。
シシーにとってポドは運命の男性だったのか・・。
それを確かめる為、彼女はボドを探し求め、再会を果たす。
だがポドはシシーを激しく拒む。
彼は兄と二人で銀行強盗を計画中だった。
そしてまたしても偶然に 彼女は彼らの銀行強盗に巻き込まれ、ポドと共に逃走することになる・・。


「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」、そして「パフューム ─ある人殺しの物語」のトム・ティクバ監督作品。

「パフューム ─ある人殺しの物語」はまだ観ていないのですが 私にとって彼の作品で一番印象的なのは「ヘヴン」です。

これはキェシロフスキの遺稿をトム・ティクヴァが中心となり完成させた見事な作品。

静寂な画面の中、主人公の男女の純粋で深い愛の形が語られ、特に後半の美しいイタリア・トスカーナ地方で繰り広げられる二人の逃避行は崇高な緊張感が溢れる演出で、激しく心を打たれたものでした。

そして、今回「プリンセス・アンド・ウォリアー」を鑑賞してみて トム・ティクヴァ監督の「ヘヴン」の原点がここにある・・と感じたのです。

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ポーリーヌ / ドラ・ファン・デル・フルーン、アン・ペーデルセン 他
監督:リーフェン・デブローワー 
脚本:リーフェン・デブローワー 
   ジャック・ブーン 
撮影:ミシェル・ファン・ラール
音楽:フレデリック・ドゥヴレーズ 
   フレデリック・デフレーセ
 
出演:ドラ・ファン・デル・フルーン
   アン・ペーテルセン 
   ローズマリー・ベルグマンス 
   ジュリアンヌ・デ・ブロイン 
   イドヴィグ・ステファーヌ



ベルギー小さな村ロクリスティに住む知的障害を持つポーリーヌは66才。
自分の靴の紐さえも結べないポーリーヌは 優しい姉マルタの献身的な世話を受けながら 大好きな花に囲まれて暮らしていた。
そんなポーリーヌが大好きで憧れている人は 素敵な洋装店を営みながら、地元でオペラ歌手として活躍する妹のポーレット。
マルタに止められているけれど 時々ポーレットのお店に行き、彼女を困らせるポーリーヌ。
そんなある日、マルタが突然死んでしまった。
マルタの残した遺言により、ポーレットともう一人の妹セシールは しぶしぶポーリーヌを引き取ることになった。
まずはポーレットのもとで暮らすことになったポーリーヌは 大好きな妹ととの生活に大喜び。
しかし天真爛漫なポーリーヌに生活のリズムを乱され、ついには大切なオペラの舞台まで台無しにされたポーレットは 強引にセシールにポーリーヌを預けた。
しかし、そこには理解の無いセシールの恋人が居て ポーリーヌは黙ってポーレットのもとに戻ってしまう。
仕方なく施設にポーリーヌを預け、海辺のリゾート地に引っ越したポーレットだったが・・。

色とりどりの美しい花々が溢れる映像の中で、知的障害者ポーリーヌが巻き起こす騒動を温かくユーモラスに描き、その中に介護の在り方、老後をどう生きるのか・・というテーマを考えさせられる作品でした。

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バベル スタンダードエディション バベル スタンダードエディション
ブラッド・ピッド.ケイト・ブランシェット.ガエル・ガルシア・ベルナル.役所広司.菊地凛子.二階堂智.アドリアナ・バラッサ (2007/11/02)
ギャガ・コミュニケーションズ
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監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
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出演:ブラッド・ピット    
    ケイト・ブランシェット    
    ガエル・ガルシア・ベルナル    
    役所広司
    菊地凛子    
    二階堂智    
    アドリアナ・バラーザ
    エル・ファニング
    ネイサン・ギャンブル    
    ブブケ・アイト・エル・カイド
    サイード・タルカーニ
    ムスタファ・ラシディ
    アブデルカデール・バラ

モロッコ。
父親から山羊飼いの仕事用にライフルを与えられた二人の幼い兄弟。
弟が遊びで撃った銃弾が 失いかけた絆を取り戻す旅の途中だったアメリカ人夫妻の乗ったバスを直撃し、妻は瀕死の重傷を負った。
アメリカ。
夫妻の留守宅では メキシコ人女性の乳母が残された子供の面倒をみていたが この事件で息子の結婚式に帰郷することが出来なくなり、仕方なく二人の子供を連れてメキシコに戻る。 
日本。
母の自殺以来、聾唖者の高校生チエコは孤独と絶望の中で不安定な精神状態で日々を送っていた。
父親のヤスジローとの関係も どこかで心がすれ違っているようで彼女の孤独感は募るばかり。
ある日、モロッコで起きた事件で使用されたライフルがヤスジローのものだったことが判明した・・。


同じくイニャリトゥ監督の「アモーレス・ペロス」の感動が蘇ってくる作品です。
一丁のライフル、そしてそのライフルから発射された1発の銃弾が モロッコで、アメリカとメキシコで、そして日本で、様々な文化の中で生きる人々の絶望を生み出す・・。
観ているこちらまで 画面の中の閉塞感が伝わってきて息苦しくなるような展開です。
ただ、最後にこのドラマの時系軸がはっきりした頃、爪の先の僅かな灯かりのように ささやかな希望の光が見えた事に安堵しました。

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ブッシュ・ド・ノエル ブッシュ・ド・ノエル
サビーヌ・アゼマ、エマニュエル・ベアール 他 (2004/11/10)
IMAGICA
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監督:ダニエル・トンプソン
脚本:ダニエル・トンプソン
   クリストフ・トンプソン
撮影:ロベール・フレース
   ジャン・アルノワ
音楽: シェル・ルグラン
 
出演:サビーヌ・アゼマ
   エマニュエル・ベアール 
   シャルロット・ゲンズブール
   クロード・リッシュ 
   フランソワーズ・ファビアン
   クリストフ・トンプソン
   ジャン=ピエール・ダルッサン



【ネタバレしています。ご注意ください。】

クリスマスを控えたある日、母親の再婚相手の告別式に集まった3姉妹。
愛する人を失い悲しみに暮れる母親を気に掛けながら それぞれ3人は悩みを抱えている。
体の弱い父親と同居している長女ルーバは 長年付き合っている不倫相手の子供を妊娠したが それを相手に言えずにいる。
一見幸せな結婚生活を送っているようにみえる次女ソニアも 夫の浮気の気配を感じている。
仕事人間の三女ミラは 恋愛にも奥手で恋人も居ない。
そんな中、父親が離れに一人の心優しい青年を住まわせた。

3姉妹が個性的でとても美しいです。
全てがそうだとは言えないかもしれなませんが かなり典型的な描き方が施されている3姉妹のポジションニングが 違和感無く受け入れることが出来ます。

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ピクニック at ハンギング・ロック ディレクターズ・カット版 ピクニック at ハンギング・ロック ディレクターズ・カット版
レイチェル・ロバーツ (2005/01/28)
エスピーオー
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監督:ピーター・ウィアー
原作:ジェーン・リンジー 
脚本:クリフ・グリーン
撮影:ラッセル・ボイド
音楽:ブルース・スミートン 
 
出演:レイチェル・ロバーツ
   アン・ランバート
   ドミニク・ガード 
   ヘレン・モース
   ヴィヴィアン・グレイ
   カースティ・チャイルド

【ネタバレしていますので、ご注意下さい。】

1900年のオーストラリア。
厳格な名門女子全寮制学校の女生徒たちは 久しぶりに野外授業のピクニックで岩山に馬車で出かけた。
昼食後、皆かまどろむ中、ミランダをはじめとする4人の少女が 引率の教師の了解を得て岩山に登っていった。
そしてその中の女生徒3人と 後から登った教師1人はそこで忽然と姿を消してしまった。
1週間後、1人の女生徒が救出されたが 彼女はその時の記憶を失っていた。
その事件をきっかけに学校は衰退の一途を辿って行った。


彼女たちが消えてしまった謎は 1世紀経った今も解明されていないそうです。
原作は未読なので分らないのですが この作品は その事件の謎を解明するというよりも その謎を膨らませて 宗教的、いや宇宙的な感覚で 人間の魂の解放を美しい映像でファンタジーとサスペンスの両面から見せているような気がしてなりません。
その意味で 非常に興味深い作品と言えます。

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ポロック 2人だけのアトリエ コレクターズ・エディション ポロック 2人だけのアトリエ コレクターズ・エディション
エド・ハリス、マーシャ・ゲイ・ハーデン 他 (2005/06/22)
ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
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監督:エド・ハリス 
原作:スティーヴン・ネイファー 
   グレゴリー・ホワイト・スミス
脚本:バーバラ・ターナー
   スーザン・J・エムシュウィラー
撮影:リサ・リンズラー
音楽:ジェフ・ビール 
 
出演:エド・ハリス 
   マーシャ・ゲイ・ハーデン 
   エイミー・マディガン 
   ジェニファー・コネリー
   ジェフリー・タンバー 
   バッド・コート 
   ジョン・ハード 
   ヴァル・キルマー


1950年代、アメリカのモダンアート界の寵児ジャクソン・ポロックと 彼の才能を信じ、支え続けた妻リー・クラズナーとの深く激しい愛憎の日々を描いた作品。

ポロックという一人の芸術家に興味を持つ以前に エド・ハリスの渾身の演技に酔ってしまいました。
もう そこにいるエド・ハリスは 私にとってポロック以外の何者でもありません。
エド・ハリスが この作品に込めた深い想いも感じ取れる素晴らしい作品です。

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ブエノスアイレスの夜 ブエノスアイレスの夜
セシリア・ロス、ガエル・ガルシア・ベルナル 他 (2005/06/24)
アット・エンタテインメント
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監督:フィト・パエス 
脚本:フィト・パエス
   アラン・パウルス 
撮影:アンドレス・マッソン 
音楽:フィト・パエス
   へラルド・ガンディーニ 
 
出演:セシリア・ロス
   ガエル・ガルシア・ベルナル 
   ルイス・シエンブロウスキー 
   ドロレス・フォンシ 
   カローラ・レイナ 
   エクトル・アルテリオ 
   チュンチューナ・ヴィラファーネ 
   リト・クルス
 

【ネタバレしています。】

過去にアルゼンチンで起きた軍事クーデターで心に深い傷を負ったカルメンは 故郷を離れマドリードで暮らしていた。
ある日、父の危篤の報を受け、20年ぶりにブエノスアイレスへ帰国したカルメンは 家族には内緒でアパートを借りた。
聴覚だけが異常に発達してしまったカルメンは 他人と直接触れ合うことが出来ず、アパートの隣室に男女を呼び寄せ、彼らのセックスに耳を澄まし、一人性的興奮に酔いしれていた。
その時の男娼だったグスタボの声に異様に惹き付けられたマルメンは その後もグスタボを呼んでは ポルノチックな小説を壁越しに読ませ、官能の時間を送っていたが やがて二人の間には超えてはいけない関係が生まれる・・。


どこかで 「これはまさしくギリシャ悲劇だ・・」という感想を読んでいたので 映画を観始めてすぐに<近親相姦>を見抜いてしまいました!?(笑)
問題は着地点です・・。
近親相姦に行き着くまでの過程は 作品個々にドラマがあってそれぞれに趣きあります。
例えば ルイ・マル監督の「好奇心」などは 何故か爽やかさすら残る不思議な母子の近親相姦を描いた作品。
波乱のドラマというよりは 深い愛情で結ばれた母親と少年の関係が とんでもない方向に暴走していく印象があります。
何となく微笑ましくさえ感じてしまうのは そのキャラクターたちや展開の滑稽さにもあり 何よりも描く監督の個性を強く感じます。
その点で言うと この「ブエノスアイレスの夜」は内容もシビアなら 人間の「性」を「生」をリンクさせ、その関係を強く意識した作品づくりを感じます。

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バットマン ビギンズ バットマン ビギンズ
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン 他 (2007/06/08)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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監督:クリストファー・ノーラン 
脚本:クリストファー・ノーラン 
   デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ウォーリー・フィスター
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
   ハンス・ジマー 
 
出演:クリスチャン・ベイル
   マイケル・ケイン
   リーアム・ニーソン 
   モーガン・フリーマン
   ゲイリー・オールドマン
   渡辺謙
   ケイティ・ホームズ
   キリアン・マーフィ
   トム・ウィルキンソン
   ルトガー・ハウアー 
   ライナス・ローチ 



ゴッサム・シティ、幼少の頃のブルース・ウェインは 大富豪の息子として幸せな少年時代を送っていた。
しかし、ある日突然、両親が目の前で殺され彼の人生は一変した。
両親の死を招くキッカケを作ってしまった事への罪悪感、そして犯人への抑えきれない復讐心と共に 父親の社会へ善行を継承しなければならないという使命感などを心に抱え、葛藤するブルース。 
やがて心の拠り所を求め、放浪の旅に出たブルースは デュカードという男と出会い、ヒマラヤの奥地で心身の鍛錬に励んだ。
そして数年ぶりにゴッサム・シティに戻ったブルースは、悪と闘うことを決意する。
闇の番人、バットマン誕生の瞬間だ・・。


まさにバットマン誕生の秘話なんですね。
凄く分り易かったし、何よりも悩める青年ブルースの苦悩がシンパシーとなって心に迫るものがありました。
過去のバットマンシリーズとは打って変わって、一人の人間ブルース・ウェインの苦悩を真摯に受け止め、描き切ったクリストファー・ノーラン監督の意図が感じられる作品です。

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ボン・ヴォヤージュ 運命の36時間 ボン・ヴォヤージュ 運命の36時間
イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー 他 (2005/06/24)
角川エンタテインメント
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監督:ジャン=ポール・ラプノー 
脚本:ジャン=ポール・ラプノー他 
撮影:ティエリー・アルボガスト 
音楽:ガブリエル・ヤレド
 
出演:イザベル・アジャーニ 
   ジェラール・ドパルデュー
   グレゴリ・デランジェール
   ヴィルジニー・ルドワイヤン 
   イヴァン・アタル 
   ピーター・コヨーテ



1940年、ナチス占領直前のパリ。
美貌の人気映画女優ヴィヴィアンヌは、ある夜、しつこく付きまとう男アルベルを誤って殺してしまった。
困り果てた彼女は、小説家志望の幼なじみオジェに助けを求め、死体の処理を頼んだが 途中で交通事故を起こしたオジェは 殺人の容疑で逮捕されてしまった。
収監されたオジェだったが ナチスの侵攻によるパリ陥落の騒ぎに乗じて脱獄、一方ヴィヴィアンヌも新しい愛人ヴォーホール大臣の権力を利用して パリ脱出に成功する。
オジェはボルドーに向う列車の中で女子学生のカミーユと出会い、彼女が教授と共に決してナチスの手に渡してはならない重要なものを持って 国外脱出しようとしていることを知る。
そして 偶然ボルドーのホテルに結集したヴィヴィアンヌ、オジェ、カミーユたちの前には 波乱に満ちた過酷な運命が待ち受けていた・・。


この作品、最近のプラノー監督作品の中では 「プロバンスの恋」は超えたけれど「シラノド・ベルジュラック」は超えられなかった作品かなぁ〜と感じています。
もちろんそれぞれ味わいに違いがあって 単純な比較は出来ないけれど この作品はフィルム・ノワール的な滑り出しの中、ノンストップでスプラッシュなコメディに豪華スターの競演を見事にあしらった傑作。
もっともっと話題になって欲しい作品です!

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